山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

バタフライ飛んでゆく

昨夜は久しぶりに神戸高知県人土陽会の理事会に夫婦で出席。5月28日の源流コンサート以来体調を崩していた弘子ちゃんがやっと声に張りが戻ってきた感じ。
6月10日の土陽会総会には、私は膝痛風の痛みに耐えながら、弘子ちゃんは体調不調ながらその付き添いに出席して以来のお出かけだ。
場所は何時もの万寿殿。前任島本事務局長御贔屓で、土佐のおんちゃん向きの飲み放題で5000円コースとリーゾナブル。
家を出がけに弘子ちゃんの胸元に3羽の蝶々が並んでいるのを目にして写真を撮る。
何時にないことをしたこの時には、これが3羽揃った見納めとなることを知る由もない。会は先般の総会反省会といいながら、一杯入ればそこは馬鹿話で盛り上がる。
二次会のお誘いを振り切って万寿殿から直帰して、着替えとなって弘子ちゃんが声を上げた。「蝶々が1羽いなくなった。」
写真の右上の蝶々。それも一番のお値打ちもので、どうやら密かに買っていたものとか。
馬鹿野郎、なんてうかつなんだと怒りながらも今日の道中を思い浮かべて落としそうな場所を確認する。
家を出てからはずっと車での移動で、万寿殿の前で下して以降は万寿殿店内。会が終わって駐車場へと約100mを歩いて車に乗り込む前後でしか落す可能性は無い。
時計を見れば11時。万寿殿に電話を掛けるがもう閉店らしく応答がない。そこでお店から駐車場への道中の確認だけでもと思い立ち、車を走らせた。
家に居ろというのに弘子ちゃんも同乗。何度も車内も確認するが見つからない。現地に着いたのが12時前。にしむら珈琲店辺りはまだまだ人どうりが絶えない。
懐中電灯で路面をくまなく捜し、駐車場も丹念に眺めたが結局蝶々の姿はなかった。
翌朝、万寿殿に電話を入れて店内および、店先の道路上を探してもらった。くまなく探したが見つからないとの報告を受けたのが午前11時ころ。
結果捜索は無駄になったが、ここまで探して見つからないとなれば、何やら結果に納得がいきそう。
こうなれば、あの蝶々は三宮の、加納町の、中山手の夜空に飛んで行ったに違いないとけりをつけた。