山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

天災列島・日本・・・そして忘却列島

今さらになって、原発立地の近く、中には立地の真下に活断層だ見つかったとか。
なにしろ、列島の何処をボーリングしても、採取した地層サンプルからは、100年単位以前の」、いや1000年単位以前の地震津波・山崩れ・川の氾濫などの痕跡が明らかになる。
地震・雷・火事・津波に台風。これがかわるがわる列島を襲ってくる。ユーラシア大陸の防波堤の役割も強いられる。
こんな場所で生き続けるためには、せいぜい草ぶき・藁葺き、良くて木造の家屋・建造物で過ごし、地震で潰されようが、火事で焼き払われようが、次の日には再建に立ち上がる。この営みが多分数千年に渡って繰り返されてきた。
散々こっ酷い目にあわせられながらも、悲しみに打ちひしがれている暇は与えられないできたと言える。
この事実を知れば、日頃見事なまでに過去を振り返らない、必要な検証をしようとしない忘却民族・日本が、そうなった必然を思い知る。