山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

高遠城址の桜

高遠城址公園の日本第一のさくらは、桜巡礼人としては永年の憧れの地です。
去年、ツアーバスで出かけて、桜の開きように関係なく連れられて大いに不満の残る結果に終わりました。
その経験を生かして、今年は桜ライブカメラで開花の様子を見定めてから走ろうということで、12日高遠に出かけるぞとなりました。
ただ、この方式の欠点は、桜最盛期に出かけるため、周辺の宿がほぼ満室で、少々離れた地に宿を取ることになること。それもかなり鄙びた宿を覚悟しなければなりません。
この日の宿は高遠から20分ばかりの森の中、一見旅館宿屋には見えない外見。
さて、日に何組もの客も無い様子で、インターネットで偶然辿り着いた風な客人目当ての格好だ。
高鳥谷鉱泉とかで鄙びた湯に浸かり、思いがけない寒さと、ひさしぶりの重たい布団と、湯たんぽと、隣接の共用トイレの紙の巻取りが聞こえるほどの薄い壁。
ただ救いは意外と美味しかった山菜田舎料理。
早々にお目当ての夜桜に出かけた。