山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

東北の三大櫻を訪ねて⑧十和田湖・津軽三味線

十和田湖畔・緑水館で一泊。外はかなりの吹き降りのようす。夕食バイキングを済ませる頃、館内放送で津軽三味線の演奏がホールであるとのアナウンス。これは聞き逃すべからずと、前列2列目の好位置を確保。現れたのは長身痩躯の20代イケメン。金木町である津軽三味線奏者の登竜門といえるコンクs-i-1.jpg
































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ールで準優勝の腕前とか。開口一番、今年は一週間後の、弘前&金木での大会で優勝を狙い今猛練習の最中とのこと。確かに、彼は雰囲気を持っていて、スター性も兼ね備えているように感じる。もしかして、化けるんじゃないかとの期待さえ感じさせる。実際、その演奏振りは、今流行の軽い感じの三味線ではなく、一本筋の通ったしっかりした技術をベースにしながらも、興が乗ればどこまでもアドリブを利かせて行く。「まるでJAZZやな」が正直な感想です。津軽あいや節・・に始まり、津軽じょんがら節でフィナーレとなったステージが終わると、何組もの人が感激の握手を求めて、列をつくる。思わず、カーチャンと並んじゃった。実際こんな風に気持ちを表すことなんて初めてじゃないだろうか。やはり、琴線に響くものが大きかったと言うことだろう。あつかましく記念写真もパチリ。津軽三味線もいいもんだね。・・・インターネットは便利だねー。この稿を書くにあったって、津軽三味線十和田湖畔・緑水閣で検索すると、たちまちにかの津軽三味線イケメン君のブログに行き当たった。曰く『コウヘイのじょっぱりマイ・ソウル』。渋谷公平君・青森県黒石市出身27歳。一週間後のコンクールは其々、「第27回津軽三味線全国大会(弘前市)』と『第20回津軽三味線全日本金木大会』で、その後、どちらの大会でもA級一回戦にて敗退したことが判明。まあそんなときもあるさ。しかし相当な悔しがりよう。彼はキット一流に成ると見ました。     http//star.ap.teacup.com/applet/doitomasa/20080505/archive参照