第228回昭和39年6月21日(日)
場所明石デパート4階中集会室
クラッシックステレオコンサート
ホタルを素手でとらえた腕白は
テのひらを 汗ばむくらいにぎりしめ
時々、指のスキマから
光るお尻をのぞいて
ホッと安心のため息をつく
幸福(しあわせ)が手のひらに
幾度も幾度も確かめる
逃がさないように!!
にぎりつぶさないように!!
(手中のホタルは光がうすれて見えるもの、君の手は、暗闇ではないのだから)
*このはがきでさんようクラッシックステレオコンサートのアーカイブは終了です。たぶん昭和25年5月ころから昭和42年11月17日の親父の誕生日まで、17年間途絶えりことなく、248回を数える開催は、商売気だけではやれるもんではない。たぶん自分も音楽が好きで、始めればとことんやり通す親父の生きざまも影響しての超ロングランでありました。このコンサートに影響されたと後日おおくの人に感謝されたこと度々。そしてなによりわれわれ兄妹が音楽に興味を持つにいたる最大貢献をしてくれました。
このころには私はサッカー一色、弘子ちゃんとのデート一色の日々となり、あまりコンサートに寄り付かなくなっておりました。・・この一文は親父が書いたもののようです。
いまさらコンサートに協力していただいた今は亡き佐山敏夫先生・讃井毅先生・加古川の奥田楽器店専務様がたに心から感謝もうしあげます。・・ようやったもんぜよ。