山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

遍路ころがし・最大の難所・足摺へ

四万十町四万十市が隣り合わせ。高知には龍馬と四万十しか売り物は無いのかな。おまけに町のほうが市より広いんじゃなかろうか。佐賀の港、大方の港を過ぎ、浮鞭(うきぶつ)海岸(ウミガメとサーフイン)を眺め黒潮鉄道に沿って南下するうちに四万十市。確か中村城址のさくらが素晴らしかったはずと、市街地に向かう。思った通りサクラ祭りの真っ最中。為松公園の一方通行を通りぬけた。56号線に戻ってすぐ321号線に入った。なにしろ37番から38番金剛福寺までは106キロとある。歩き遍路なら2日半はゆうにかかる。遍路ころがしと言われる所以だ。おまけに39番延光寺まで73キロ。今日中にどこまで行ける事やら。
佐清水の町は清水鯖で超有名、かならず食べなくては。車を足摺スカイラインに向けた。
県人会で当たった高知フェリーの乗船券で足摺にやってきたのはもう10年も前、平成12年4月8-9日のこと。その頃はお寺詣りなど考えもつかないことでした。この時、帰明した日に高知市宮原伯母の訃報があり、また取って返して12日の葬儀に参列した。
足摺岬の入り口に到ってそうそうここだとの声が出た。しかし以前よりは随分と静かな様子だ。
確かジョン万次郎記念館ももっと人影があったはず。ただ岬の雄大な眺め、洋洋たる海の表情は全く変わらない。しばし展望台に佇んだ。
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