山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

弾丸ツアー第2弾・熊本城散策

翌朝9時チェックアウト。豪華な宿はこの日限り。大宮神社へお参りして山鹿灯籠を詳しく拝観する。
神さびた境内に猿田彦像が群をなして集められていたのは壮観。古来人々の思いが如何に多様で奥深いことか。今の時代この宇宙が誕生して40億年たったことや、可視宇宙は全体の4パーセントにすぎないことなど知った上で悠久を思うのと、猿田彦に模した自然石にさえ萬の神を求めた古人の思いの切なさを比べながら神社を後にした。
熊本城へは植木を経て25キロばかり。残念ながら田原坂を訪れる時間が無かった。
未だに官軍・薩軍の放った鉄砲の弾が、空中で激突してそのまま一体をなした残弾が土中から現れることがあるとか。西南の役の最激戦の地に行けば、多分穏やかな気持ちでは居られなくなろうかとの心配もありました。
それにしても熊本城のお堀の深く、城壁の急なること。西郷軍もこれでは手が出ない。もともと民情不安定な肥後に入国した加藤清正が渾身の縄張りをしただけのことはある。百間壁に感服しながら、とうとうお城には上らずちょうど開催されていたお城祭りの熊本各地の名産屋台村に入り込んでのぞいて回る。弘子ちゃんも阿蘇のだご汁を頂いてご満悦。阿蘇の湧水を使った昔ながらのサイダーも乾いた喉に心地よい。行幸橋たもとの加藤清正公像には挨拶を欠かせない。二の丸駐車場を出たのが12時30分のこと。
お昼をどこにと思っていた時、有名なうなぎの徳永本店前を通りかかった。これ幸いと飛び込んだのは言うまでもない。ところで熊本駅周辺は今、新幹線の駅新設にからんで建築ラッシュの真っ最中。これまでがあきれるほどさびれていた感じ。不動産屋の性が出た。
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