山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

和匠 よし乃・洲本

 高田屋嘉兵衛記念館をあとにして向かった先は、先般から気になっていた『和匠 よし乃』だ。
場所的には洲本ICをおりてすぐとあるが、これもNAVIちゃんがあるから問題はありません。
けれど外見からして全く料亭らしい雰囲気はなく、閉店したコンビニ後のようで、これはなかなか見つけ難い。
まあ外見はともかく、インターネットでは店の評判がめちゃめちゃ良い。
一見さんとしては、最初はそこそこのコースを取って店のレベルを図るのが常道。そこでおまかせ海鮮七厘コースを予約しておいた。
さぞかし満員御礼かと思いきや、5時過ぎに入店した時は、我々が最初。あとで4人連れの男2女2の組。
月曜日は祭日でも休みということらしく、まあ儲けを焦っているようでもない。
6時の予約だけど良いかなと問うと、どうぞとの返事。小柄ながらキリットした感じの若衆が出迎えてくれる。
注文を確認して、待つこと暫し。まずは銅造りの七厘が登場。備長炭が憩っております。
鱧の落とし・梅肉に始まって、氷鎌倉に盛り付けたお刺身は中トロ・サンマ・さごしの生と炙り。
おいしく頂くうちに、メインの海鮮皿がどんと登場。写真のように、別盛の岩かき・大貝・うなぎ・あなご・ホタテ・あわびの残酷焼き・伊勢海老・和牛いちぼと食した順番です。
とくに岩牡蠣は濃厚で海のミルクそのもの。どれもこれも鮮度・活きが抜群で、一品も手抜きがなかった。
ある意味、ほとんど素材勝負にこだわっている店主の心意気が伝わってくる。
ここまで天然物に徹底されるとただただ美味しいの連発より手はなかった。
仕上げのご飯も天然ウナギ(抜群の歯ごたえ)の釜めしで、赤だしの当りも私好みでございました。
かくして、店主の気構えを知らされた次回からは色々とこちらの希望を叶えてもらうこともできるようだ。
それが証拠に、帰り際に御挨拶となった時に、当店創作おまかせのご注文は早ければ早いほど良いものが出せますと言いきって深々と頭を下げてもらった。・・味も良くて、腰も低い。お値段もそこそこ。良い店でした。
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