山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

MUSIC・梁山泊・愛唱ベスト10

 懐かしさに突き動かされて、垂水のO君主催のMUSIC梁山泊を訪れたはいいが、勢いあまって愛唱歌の録音を是非やってみたらという話になってしまった。
10月1日にはこの4・5・6でどうですかとの連絡も入った。
ちょうど10月2日から10月10日までは孫の運動会・明石宅建協会のの親睦旅行で東北2泊3日、9日は神戸JAZZナイト。おまけに10日は大阪高知県人会総会と珍しく行事が目白押し。
連休あけの13日以降ならと返事をしてしまった。
中一からトロンボーンを担いで舞台には出ていて、不思議とラッパを手に持ってさえおれば、あがったりすることは無いのだが、人前で歌を歌うとなると、あまり良い思い出がありません。
確か明石人丸ライオンズクラブ5周年の記念ショーとして、明石市民会館大ホールで、レッツゴーデキシーと銘打って、レッツゴー3匹のお笑いと、伝説のトランペット・南里文雄をゲストに迎えたアンバサダー(コンボバンド)のステージで、止せばいいのに、南里先生作詞作曲の[限りなき愛情]を熱唱。
舞台中央に素手で出たとたん、人生で初めて上がってしまって、入りは間違うは、キーは取り違えるはで、とんでもないことにとなりにけり。
その苦い思い出が一瞬浮かんでくる。
毎年のアンサンブルコンテストの開会冒頭のあいさつで、来年はこれだけは伝えようと思っていた言葉が、「ラッパ吹きは歯が命」。
その言葉通りに、入れ歯じゃあ出る音もしれているし、音楽を楽しむにはVOCALしかありません。
アジトでの練習・録音を体験して、人生最後の記念にも生声を収録しておくのも悪くはない。
意を決して、O君に用意しておいた愛唱リスト(10曲ばかり)をおずおずと手渡す。
「なんや、もうその気でおますか。」と言いながらリストを見て、このラインアップならいつでもOKですとの返事。
さあ、それからが大変で、渾心の一曲をどれにするか悩みが始まった。
ただ、少し以前なら、こんな曲ではと思われるポピュらーな曲も入っていますが、この年になると、自分の好みならそれでいいんじゃないとの開き直りもあって、かろうじて歌詞をうろ覚えながら辿れるベスト10。