山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

仙台の夜・歓楽街ちと寂しげ

 仙台の歓楽街といえば国分町とか。45年前に全日本吹奏楽コンクールで訪れた際にはそんなことまで考えも及ばないし、お金もなかった。
今回は幾分旅の恥はかき捨てな気持ちもあって、かのみのむし(あとで、仙台でも指折りの店だつたと知る)での食事の後、食べ逃した牛タンをつまもうと誘われるまま入った居酒屋で、店員のお兄さんに、このあたりで気持のいいラウンジかクラブは知らないかと聞いてみる。
暫くして、A3見開きのガイドビラが運ばれてきた。居酒屋、カラオケじゃあるまいし、こんなビラにラウンジの広告が載っているのかと眺めてみると、ありとあらゆるジャンルのお店が満載。この親切さはどうよ。それもママさんの写真入り。
となると、どうしても和服の渋めのママが気になる。
小雨の降る中、居酒屋は早々にお勘定を済ませ、OLD DOGとかいうラウンジに急行したのは当然。
後の話は一身上の都合で報告出来ませんが、仙台気質と言おうか、二昔前の何とかお客を喜ばそうという姿勢がまだ残っているようだ。
お店のお客もなかなか上客のようで、ママさんが飛びまわっています。
我が席に着いた洋子さんは、前に経営したクラブにいた洋子さんそのままの、まあ色気で勝負ではありませなんだ。・・・小雨降る歓楽街、ホテルへの車中、タクの運転手さんに様子を聞くに、最近はとくに静かなそうな。