山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

台風18号の裏をかく

 台風シーズン沖縄への旅行者が台風来襲のため欠航便の表示を見上げて途方に暮れているTV報道を目にすることは度々だが、その状況がわが身に降りかかろうとは思いもしませんでした。この宅建明石支部の親睦旅行は出発する時から18号の本土来襲があるやも知れないとの予報がでておりました。
しかし、正直言って、台風が本土直撃した上に、東北にまで駆け上がる事態はなかなか生じにくいと多可を括つておりました。
今までの報告の通り、青森・八甲田・中尊寺と順調に旅を進めていた3日目、とうとう台風直撃の予報が飛び込んできた。
といっても、遥か四国・近畿のこと、なかなか実感が湧きません。
3日目は特に今回の旅行の目玉といえる松島・瑞巌寺・円通院そして島巡り。これがあるから今回参加したという会員多数。出来れば台風が千葉あたりで反れて欲しいものと祈るような気持ちだ。
10月8日朝、ホテルチェックアウトを10時に設定してぎりぎりの判断をくだすことになった。
さて、その朝、添乗員さんの機転で、11時55分初の日航機に50席あまりの余裕があるとの情報がもたらされた。
かなり風雨が激しくなってきている状況で果たして飛べるのか。そんな思いの中、志部長以下役員連が出した結論は、この便で明石へ帰ろうという判断。一行は松島で待っている御馳走昼食に心を残して仙台空港を目指す。
結果、この判断は正解中の正解でありました。
このあと、18号は仙台を直撃し、このため我々が載った便以降は全て欠航となりました。
あのまま仙台に残っておれば、当日のホテルの手配から、翌日込み合うであろう飛行便の手配やら、大変な目に遭っていたに違いない。あたかも18号の裏をかくように、太平洋上を一っ飛びして伊丹へ滑り込みだ。
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