山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

世論調査・出口調査・視聴率

 上記した3つのお題目。世の中の情勢を分析する上で金科玉条の如く崇められる社会リサーチツール。
菅政権への支持率の如き、うまうまとマスメディア誘導に従って、思うつぼの上がったり下がったり。
ところで、私自身この手の調査なるものに巡り合った試しがありません。
参院選挙にしても投票締め切りと同時に出口調査の結果を元にして、早々と当確が打たれる。
その出口調査なるものが我が投票所・魚住の保育園に来たことは多分ありません。
民主主義・多数決の原理に振り回されて、明らかに其れは違うだろうという方向に我が国は突っ込んでゆく。
なぜ公平公正な世の中ではダメなんだろう。
似非平等主義が蔓延り、運動会の走りっこでも手を繋いでゴールし、全員一位になるんだって。
このややこしい社会に身を投じる若者に絶対必要な重要事項説明もありはしない。
身すぎ世過ぎの術に長けた一族は、一門殆どが教員か公務員を目指す。
その他の相伝の知恵のない我々は何の保証もない自営業で頑張るしか方法が残されていない。
税にしても節税とかで色々手を使って申告して初めて軽減が図れる。
間違ってもお上からこんな方法もあるんですよとの助言などあった試し無し。
なぜ、その事に通じた者しか恩恵が受けられないのか。
公平公正に恩恵が全てに等しく分け与えられないのか。
今の若者はすでに去勢された羊の群れの如く、この世の中の矛盾に怒りを感じなくされている。
新卒学生3万人に職が無い事や、年金の不具合から年長者に彼らの富を収奪されていることや、1000兆の国債残高がすぐ目の前にあることや、タダ同然の利息で己の利益と給料だけはしっかり確保して恥じない大銀行の頭取の厚顔無恥さも、今の若者に火を付けるには至らない。
税の分捕り合戦が即ち政治であるとの暴挙が何時まで許され放置されるのか。
この日本ほどおてもり・人ごと・先送りがまかり通っている国はありません。
かくなれば、北朝鮮に暴発願って、この国の国体も劇的に変更を受ける状況になるのも止むをえません。
その瀬戸際、きっと国を守るために立ち上がる人々が現れるはず。
その僥倖を祈るのみなるか。