山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

年に一度は須磨・花月

 須磨という地名の起りは「隅・すみ」とのことで、ロープウエーを見上げる位置にある花月は、隠れ宿のような雰囲気。といっても1939年神戸市の迎賓館として建てられ、スイスの山荘をイメージしたと言うから、ご覧の様に、ハイカラな設えになっている。
今日は弘子ちゃんのうん十6歳のお誕生日。
折から、90歳になる爺さんが体調を崩し、一時は危うい場面もあって、その看病の慰労も兼ねて、夕食に出向く。
孫へのコートをアウトレットで買いこんで、お誕生日に間に合うように送らねば等と他愛ない会話が弾む。
この花月は桜が見事で、特に2階座敷は桜見にあると言える程。
満開の桜の向こうに青々とした須磨浦の海が広がって絶景を誇る。
接客の女性方も折り目正しい受け答えで迎えてくれる。
間違っても、手を叩いて呼ぶような気にはなれません。
お料理は季節の風情が吟味された器に盛られて登場する。
良い器には良い料理しか似合わない。心を込めての盛り付けが伝わってくる。
お椀の当たりも極上だった。
誰ひとり客のいないホールでの贅沢な晩餐となりました。
ただ、何時もならお誕生日おめでとうと掛かって来る息子達からの電話が無かったのが寂しい。
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