山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

いろは丸売買契約書発見

 いろは丸関連をもう一件。

竜馬の「いろは丸」契約書発見 瀬戸内で沈没

 坂本竜馬が瀬戸内海で乗船中に衝突して沈没した蒸気船「いろは丸」を、大洲藩が購入した際のポルトガル語の契約書が見つかり、愛媛県大洲市が23日、内容を翻訳して発表した。

 これまで、オランダ人から購入したと言われていたが、ポルトガル人領事からの購入だったと判明。衝突時に大洲藩の代金の支払いが済んでいなかったとの説もあったが、購入時に全額支払っていたことも分かった。

 契約書は縦約30センチ、横約40センチ。1866(慶応2)年、長崎でポルトガル領事ロウレイロから大洲藩の元郡奉行、国島六左衛門が蒸気船「アビゾ号」を購入し、この船を「いろは丸」とすると大洲藩が宣言。購入時に藩が代金を全額支払ったとの内容が書かれていた。

確か、いろは丸沈没で受け取った賠償金の内、4万余両は大洲藩の船価未払いに当てられたとの記述も記憶に有ります。
とすれば、海援隊員への分配金等の他のこの4万余両が岩崎が九十九商会を引き継ぐ際の元金になった可能性が出てきた。