山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

今年の7・8月熱い夏・・敗戦の夏に似て

 世間は異常気象・連日の真夏日・記録更新・夏商戦盛況と暑さを巡る話題が尽きることはなかった。
一方、私どもと言えば、弔いと追悼の2ヶ月。暑さをぼやいている暇もありませんでした。
仕事面では昨日、31日滑り込みで難航していたあるビルのテナント誘致に好転の兆しがあり、何とか面目を施せそう。他の案件では協力先の業者のいい加減さに悩まされている。
そして、月末ようやく民主党総裁選の行方が見えてきた。菅・小沢の一騎打ちとなった。
民主党の党首即ち総理・総裁とはならない場合もあるらしいが、ここは党首即ち総理・総裁となるとして、国民にとって最悪の事態が出来するかも知れません。
それは、小沢陣営が世論の逆流をはねのけて民主党内世論という狭い村社会のぐちゃぐちゃ選挙。即ち両陣営入り乱れての政権拔取後の地位と利権を餌にしての一本釣り合戦という事態にはめっぽう強い体質を発揮して勝利を収める。かくなれば、政治と金とかのダーテイーな噂が絶えないまま総理大臣に納まることになる。
過去日本の総理の内、とかく殺人・放火の疑いありとされる伊藤博文。実際酒乱が高じて遂には女房を切り殺した黒田清隆という正真正銘の殺人犯には叶わないが、平成の世を飾る異色総理となることは間違いありません。
只我々はそんなことで有名になって貰ったところで、何の有難味も無い訳で、むしろそんなハンデを乗り越えて近来稀な世直し総理として働いて貰えることを期待した方がいいかも。
そりゃあ小沢総理となれば働きまっせ。
当選の暁には、たちまち当今の野次馬メディアを退治すべく、放送法に手を突っ込み、民放のチャンネル権を一般入札してこれまでの民放各局を封殺する事でしょう。今までなれ合いで確保していた利権を失うまいと民放が多大な金額を投じるか、チャイナマネー、オイルマネー、悪玉ファンドがチャンネル権をかっさらおうが、政府には野次馬メディアは居なくなるし、金は入るしで、目出度し目出度し。
こうしてメディアの息の根を止めておいて、以後は御用メディアを使って世論とやらを操作する。
国民にとっての死活問題も、大政翼賛メディアは世のため人のためと世論を方向付け、いよいよ独裁総理に媚びへつらってゆく。メディアを抑える者即ち、ナチスドイツのゲッペルス役を誰かさんが担って、いよいよ登場するのが小沢ヒットラーではあるまいか。
日本国民は右往左往して小汚い政争に明け暮れている政治屋どもには飽き飽き。そこに剛腕とかイメージだけながら俺についてこいと号令されれば、何も考えずに付き従う被虐的体質が甦り、ぞろぞろついて行く心地よさを思い出す。
結局は、この小沢政権も他日を待たずして倒れること必定なのは、政界の黒幕、キングメーカーとかでこの何十年地下に潜ってとまでは云わないが黒子的活動を行ってきたモグラが、日の当たる地上に出たとたん、正体見たりとなって干からび退場せざるを得なくなること自明であります。