山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

明石市政の迷走始まる

明石市長が、かねがね市幹部・議会との意志疎通を欠いているとの裏情報を耳にしていたが、その事が突如噴出したかのような、幹部による造反劇。
あっけなく、問責決議が決議され、その上、会議冒頭に今後の進退まで問い詰められて、100%出馬しないと言いきった。これってかなり変。市長曰く政治家としての判断だと言う事だが、これ程あっさり責任ある市長の席を投げ出していいもんだろうか。一体、何が彼をそうさせたのか、いろいろ忖度されるところだ。今日の神戸新聞記事では、残された任期内での懸案事項を取り上げて、市民病院の再建・たこフェリーの運航再開等あげているが、やはり11月末に認可された明石駅前再開発という明石100年の計の一大プロジェクトについては言及していない。また予算案も市長のトップダウンは通用せず、庁内世論のボトムアップ予算となると白旗を挙げた、レームダック状態だ。
思えば、若くして市長の席が転げこんだ好運にむしろ彼の人生計画を大きく左右されたと言うのが事実であろう。市長をⅡ期務めて、後は参議院か知事を狙うというプランも周りが許さない。
この状況を手ぐすね引いて待ちうけている御仁も居ることだろうが、市長に誰がなっても明石市政の前途波高しという状況が待っている。
かくして、明石市政の迷走の始まり、始まり。