山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

平成耳袋

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10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた 201302-02 荒城と古城「荒城の月」 平成耳袋 編集

荒城と古城「荒城の月」

旧制中学校の唱歌を編集する東京音楽学校(現東京芸術大学)が作詞を土井晩翠に依頼する際に示した題は「古城の月」だった。 しかし、彼が第二高等中学校の修学旅行で訪れた会津若松の鶴ヶ城は古城の風流なイメージとは程遠い、荒れ果てた姿だった。晩翠はそ…

消費税増税案可決・誰も国会を取り囲まない。

マスコミは如何して一番肝心なことをはっきりと伝えないんだろう。 連日の三党合意やら民主党党内手続きやら、造反議員の人数予想など、国民の目をそらすべく励んでいるとしか思えない。 もしかして、小沢一派が衆を集めて反対票を投じ、廃案に持ち込めるか…

(K-2)プロ野球こそTPP

たかが巨人軍の内紛がさも天下の一大事とばかりにマスコミが殺到。ナベツネ爺さんも囲まれながらまんざらでない様子。ニュースというよりネタのレベルで記事に出来ることなら何でも飛びつくダボハゼ・ピラニアが群がる。 清武の乱とかで、こちらもしたり顔の…

西郷不死伝説

西郷隆盛には当時根強い生存説があった。明治10年10月25日付の大阪日報による「5人影武者」である。「先に城山籠城中、身体肥満西郷に譲らざる私学校の生徒、慨然として西郷に謁を乞い、今や東軍数万破竹の勢いを以て我が宣戦を十重二十重に取り囲み…

西郷隆盛の遺言②

ところで、明治10年9月24日城山で最期を迎えた西郷達の遺体は淨光明寺に集められた。隆盛の首級は自裁後掻き取られ隠されていたことから、腹部の上に白布の上に横向けに置かれていた。 この検視の際、大山巌をはじめ薩摩出身者は、西郷らの遺体をまとも…

西郷隆盛の遺言①

かの西南戦争の薩軍の死傷者が15000人。政府軍の死傷者が16000人。 国中を巻き込んで熊本城攻防に始まり城山での西郷自刃にいたる大騒動の果て、鹿児島のよかにせどんが死に絶えたと言われた両軍計26000人を一瞬にして上回る犠牲者を出したこ…

世界第0次大戦・極東に回帰

世界的因果関係による大戦争を世界大戦と云うならば、日露戦争は第0次世界大戦と位置付けるべきではなかろうか。 極東の小国日本がロシア帝国の南下、不凍軍港獲得の野望を押しとどめた局地戦のように考えられがちだが、ロシアが南を目指したその理由は、ヨ…

明石市政の迷走始まる

現明石市長が、かねがね市幹部・議会との意志疎通を欠いているとの裏情報を耳にしていたが、その事が突如噴出したかのような、幹部による造反劇。 あっけなく、問責決議が決議され、その上、会議冒頭に今後の進退まで問い詰められて、100%出馬しないと言…

明石市長・「殿ご乱心」

先般からタコフェリー食言から始まってレッドソルジャー市民球団に対する異常な肩入れ、後援会有力会員への利益供与など新聞紙上に明石市長のスキャンダルめいた記事が多出。来年の市長改選を控えて内部部下からの造反とも思えるこのリークにより何らかの動…