山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

大条奈古作詞・有永正人作曲 「この道の」復刻キ

[明石吹奏楽の潮流]大条奈古作詞・有永正人作曲 「この道の」復刻キャンペーン
昭和32年明石高校で愛唱歌募集があり、歌詞入選作に音楽部顧問(英語教師)有永正人先生が曲を付けられた。たぶん、この愛唱歌募集は一回限りで終わったが、何故かこの曲が折につけ思い出されてならなかった。
私が1年生の秋のこと、校庭の木陰でパート練習をしている最中、有永先生がおいでになり、ユーホニューム名手の田中英夫部長にこの曲を吹いてみよとお命じになり、われわれも遠巻きにその様子を窺い、流れてくるメロデイーに耳を澄ましたのを覚えている。出だしの「ソドレミミ」と歌詞の「この道」までが、かの有名な北原白秋作詞山田耕作作曲の「この道」と重なっていて驚きながらも、この曲の流れの方が自然だと思うようになったのは、その少し後のことだ。
うろ覚えの中で、この曲を来年の7月28日明石・ポチでの出海圭太の亡き祖父祖母追善ライブに披露してもらえたらと思い立ち、先生の次女で同級の真紀子さんに原譜を送って貰った。
ついでに、この曲を使わせてもらえるよう了解も得たのだが、ここは作詞の大条奈古さんにも了解を取り付けねばと、古い同窓会名簿を取り出し名前を探してみる。
確かに3年(明高10回)に名前を見つけたが住所も何も記載されていなかった。
先生の長女・幸子さんが同級であるのを見て、消息を確かめたが、ずっと分からないままになっているとか。ここは、探し回ったことの事実を示して、奈古さんの了解を得たことにしようと決した。何方かお知り合いの方がおられたらご一報の程。