山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

仲介関連2件決着と効果①

明石駅前再開発の市長方針がやっと決まった。繰り返しこの大事業の必然性と、何故迷走を始めたかを検証してきた。
私としては再開発実行という結論ありきで、ことはそのように決着を見た。
図書館の)移転、福祉関連の場所確保等、あらいる方面の補助金を取り込んで、総額を20億減らし、建築で10億削るという苦肉の策が窺える。
しかし、当初計画とおりの規模・範囲であったことに一安心。
いよいよ、球は民営側に投げ返されて、商業者の集まりだけというコンセプトの無さでは、またまた再開発無用論に火が付きかねない。
ここは、心機一転、思考工夫を重ね、魅力あるテナントの誘致・配置を実現しなければならない。
そうでなければ、ごみ箱のような商店集積を100年辛抱しないといけなくなる。

一方、市役所はこのドサクサに紛れて、大きな負の遺産である明石市土地開発公社の解散も発表した。第三セクター等改革推進債とやらを使って、一時124億もの負債を肩代わりさせ、今までに何の故あって購入したのか分からないような土地を含めてたたき売り大バーゲンするとのことだ。
ここでも、何故かくも由々しき事態を引き起こしたのかの何の検証も加えられる節が無い。忘却民族万歳。
それぞれの土地購入の案件の動機・理由を確かめ、そこに不正は無かったか、変な利益提供は無かったかを徹底して炙りだすべき。こうすれば市長の人気も急上昇間違いなし。
おまけに、売却の公平公正を監視する委員会(有識者による無償行為)も是非立ち上げて下され。