山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

土佐の高知は酒で持つ

県人会・土陽会の定期総会第82回開催さる。どういうわけかこの何十年、私は懇親会担当副会長とやらで、その昔はわざわざLDカラオケを持ち込んでお世話をしたり、当今では専ら外れ無し大福引抽選会で会を盛り上げる役に徹しています。
それ故、わざわざ土佐・苓北から持ち込んだ皿鉢料理も今回もちくわ2切れ口にしただけ。別に会の進行は苦にもならないが、お人よしもほどほどにしないと。
会場を見渡せば、舞台上での四苦八苦を尻目に、頂いた土佐の地酒・桂月、土佐鶴、司牡丹を聞し召して大盛り上がり。
と書けば、何だただただお酒を飲む会かと誤解されるといけません。
当会の総会恒例の教養講演が必ず企画され、今回はNHK清盛の時代考証を担当されている高橋昌明先生をお招きした。
神戸・福原の地をこよなく愛した清盛の悪人イメージを覆す人間味豊かな一面を聞くにつけ、歴史の誤った伝えられ方の恐ろしさに気付かされる。
そして感じることは、今のこのドタバタ日本を後世の人は如何評価するんだろうかということ。
いや評価の対象にも成らないかもしれないということ。