山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

市街化調整区域のこと

明石市の生活安全課に調整地域での建築相談に行って、ここには犬小屋も建ちませんと宣言されたのは2年も前のこと。
以来、調整地域の案件は極力扱わないようにしていたが、友人のH君がこのごろ元気が良くなってきたことに気が付いてそれとなく聞いてみると、[津野君これからは調整地域・無指定の時代だよ」との返事。
何しろことは再生可能電源買電法成立から一変。今まで見向きもされなかった荒地が引く手数多となりにけりとか。
それにはかなりまとまった面積が必要だが、まだ農地法で休耕地での太陽パネル設置が認められていないことから、原野・山林の平坦地が買いあさられ始めているのだ。
もちろん賃貸でも太陽パネルメーカーがモデルプラントの展示場として交通量の多い場所を漁っているとも。
そのうちこの国では田んぼで米を取るより電気を取ることの方が普通になる。
確かに市街化地域に隣接して、前面道路も整備され、ついでに上下水公営の調整地域の土地なら、まずは税金が殆どかからず、賃料は相場を取れそうだ。