山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

龍馬街道⑫龍馬が参った若宮稲荷神社

龍馬の銅像がある風頭山から中島川東岸に広がる町並みは古くから発展してきた街。
これぞ長崎の坂というより崖に段々に家並みが天を目指す。
亀山社中は頂上近くにあり、出来るだけ徒歩で来館するようにとの案内がある。
麓の駐車場に車を置き手製の案内地図を貰ってエンヤコラと坂を上る。
訪れる先はいろいろあるんだが、まずは若宮稲荷神社にお参りだ。
このお稲荷さんの境内に風頭山で腕組みして佇む龍馬像のひな型がある。
このお稲荷さんは勤皇稲荷とも呼ばれていて楠木正成の守り本尊と言われ志士のお参りも多かった。
おめあての立像は直ぐ見つかったが、何故かここでは長崎の海に背を向けて腕組みしている。
解説文によるとかの有名な龍馬立像写真で龍馬が差している脇差しは、正成が佩用していた刀を模したものだそうだ。そういえば神戸・湊川神社にも度々お参りしていた。