山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

主治医交代

この2ヶ月の薬疹がやっと終息に向かう。なにしろ突然の膝痛風で整形外科に転がり込み、なんとか痛みだけは薄まったものの、痛みどめから尿酸排泄の薬を服用し出したころから、薬疹が始まった。
今も弘子ちゃんが痛風は整形なの、内科じゃないのと訝しげ。
幼少よりかなりのアレルギー体質と心臓不整脈は健康診断の度に言われてきた。長内科先生には小学校の頃、かなりの間体質改善とかでヤトコニンとかいうぶっとい注射を散々打たれた。
青魚を食べるとビックリするようなデンボが全身に発症したことも度々。
しかし、おうむね健康で、4年生の運動会前日、明石付属小本館3階から1階まで階段の中空を縫って頭から墜落。頭を強かに撃って失神。お世話になった西外科校医が今夜熱が出ればアウトとの言葉が出たほどのきわどさ。
何とか、一命を拾ったわけだが、この強打・ショックのためか、その後5・6年生では見違えて学業向上という後遺症?も。
50代からは高血圧発症して近所の近藤内科にお世話になった。ところがこの近藤先生が医者の不養生そのもので、すい臓がんとかで突然亡くなられた。その後は息子さん夫婦が診療に当たられたが、右足蜂窩織炎発症時くらいから何か物足りなさを感じだす。どうやら糖尿が進みそうだと自己判断して、今のSクリニックに移ったのが、4−5年前のこと。
S先生は糖尿の専門医で、おもに食事療法を重視、出来るだけ薬の服用は控えるとの方針。これはこれで納得してのお付き合い。
ところが、今回の薬疹に際してどうも判断がぶれたというより、詳しく見ようとされない。近頃の医者に共通なのは、患者の体を観ず、専ら検査データを重視。この数年聴診器一つ当てられたことが無い。
S先生も同様で、薬疹を訴えてもその症状を診ようともしなかった。
そんな時、弘子ちゃんが同じく診ていただいていたS先生から、友達の看護婦のアドバイスもあって駅前のHクリニックに病院を代えていて、その診察の丁寧さと判断の的確さ、何より説明の分かりやすさを激賞。
お父さんもお願いしたらと言い出していた。
S先生に薬疹の原因を尋ねても納得のいく説明は無かった。薬剤士に尋ねても治療は皮膚科へとの言葉。
思い切って、昨日Hクリニックの門を叩く。
過去の検査データ一式を提示、この2ヶ月の薬服用の経緯も説明。途端にその尿酸排出薬がよく薬疹の原因となりますと即断。
その後、丁寧に聴診器を当て、心臓に雑音あり、動脈硬化対策もやって行きましょうとの判断。
あと10年は働かないととの私のボヤキに、そんなに若死にで良いのかと応じられた。どうやら今回の主治医交代は正解か。・・・S先生長々お世話になりました。<感謝>