山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

OB諸兄殿

6月14日(日)に兵庫県立大学グラウンドにて関西学生サッカーリーグ(前期)3部Aリーグ第7節が行われましたので、ご報告いたします。

VS 摂南大学
13:00分キックオフ
兵庫県立大学グラウンド
結果:兵庫県立大学神戸 2−1 摂南大学

GK 蒲
DF 東 前田 内形
MF 中田 文能 本堀→濱沖 神出 大口
FW 繁畑→池田 高崎→衣笠

前半
後期で上位リーグ進出への望みをつなげるためには絶対に負けられない試合。立ち上がり1分、相手のロングパスが通るも1年生新GK蒲がカット。
ここ数年、中高とGKとして経験を積んできた選手の不在のため不安要素であったポジションがようやく落ち着いた。4分、東がコート中央でボールをカットし繁畑へ、繁畑が左サイドからドリブルで切り込みシュート。
県大神戸の一本目のシュートとなった。11分、繁畑→高崎→本堀のパスワークから文能が大口に大きな展開のパス、合わなかったものの随所にこうした連携がみられる。
23分、前田が相手と競り合いFKを与えるもきっちりクリアし、25分、素早いカウンターで繁畑が放ったシュートがゴールネットを揺らす。県大神戸が先制する。
22分、46分に前田、内形の大きなクリアに繁畑が足を活かしてカウンターを狙うが惜しくも決まらない。
前半終了間際、相手に攻め込まれペナルティエリア付近まで攻め込まれるが粘り強いDFでシュートを打たせない集中したディフェンスで守りきる。1点をリードしたまま前半終了。
後半
後半の立ち上がりは完全に相手ペース。入り方がまずすぎた。キックオフ早々にボールを奪われ相手にCKを与えるが神出がクリアし難を逃れる。3分、大口、繁畑のワンツーから大口が右サイドを突破してCKを得る。
神出のキックに大口がフリーで合わせるも得点ならず。チャンスを作るも追加点が決められないなかで迎えた6分、ペナルティエリア右から相手が力のあるミドルシュート
この試合おそらく1本目のシュートらしいシュートを得点につなげられ同点に追いつかれる。7分、9分、14分と神出、大口のパスワークから繁畑への流れを作るが攻めきれず。
18分、繁畑、大口が右サイドを崩し、大口が衣笠にクロスをあげるが惜しくも合わない。衣笠は後半から入って攻守とも献身的なプレーでチームに貢献する。20分、濱沖が本堀と交代で出場し運動量の確保と追加点を狙いに勝負に出る。34分、濱沖の果敢なドリブルや大口、神出のパスワークからのクロスでチャンスを何度も作るがあと一つ足りず得点できない。
逆に36分、38分には相手のクロスやシュートでピンチを迎えるがGK蒲がきっちりセーブし乗り切る。このまま終わるかと思われたが45分、またしてもカウンターで蒲→衣笠→繁畑とGKから3本のパスで繁畑が値千金のゴール。
49分に繁畑が池田と変わる。そのまま逃げ切り、試合終了。
絶対に勝たなければならない一戦で勝利できたことは非常に大きかった。すべての攻撃というわけにはいかないが、随所にコートを広く使った攻撃を展開できた点も改善の努力がみられよかった。
GKを含めDFラインは互いにコーチングしあい、組織で守れていた点も評価できる。
一方、前半からチャンスが十分にあったにも関わらず、追加点を取れなかったことは以前からの課題である。
1点を守りきる強さも重要だが今日のようなチャンスを作れている試合では追加点を決めてもっと楽に試合を進められるようにしなければならない。
依然ぎりぎりの位置であることに変わりないので、次節にむけて最善の準備をしていきたい。
残りの試合の全てに勝てるように全員が強い気持ちを持って日々の練習を全力で取り組みますので、OBの皆様、今後ともご指導。ご声援よろしくお願いします。
経営学部 事業創造学科二回 前田規孝)