山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

神戸高知県人土陽会第78回総会感想

5月25日のページにあくまで私見としての土陽会小史を記した。かく言うわたしも今年で66歳。我ながらホントカヨの心地でおります。今会を引っ張っていただいている須藤会長・小島専務理事・島本事務長の高知丸の内高校同級生トリオの皆さんもめっきりお年を感じておられるのでは。小島理事が80周年を一つのけじめと考えられて、この2年をかけて会の若返りを図ろうとされている気持が痛いほど解ります。そんな中無事に終えることが出来た今回の総会の反省点は、参加して頂いた来賓の皆様へ十分なホスピタリテイで対応できたかどうか。会員のとなった皆様に対して、ようお出でて下さったとお迎えができたかどうか。土佐人の悪い癖は酒が入ってしまうとすべて良かったことに納得してしまいがちなところ。会場の片隅で淋しくされていた会員はおられなかったか。いま思い浮かべているところです。
我々も総会の度に気持ちを新たにしなければならないところ、むしろヤレヤレの感じが勝ってしまっている。こんなことでは、80周年の後の展望がひらけないのでは。昔は公文会長に総会のたびごとにいたらなかった点を叱られたものです。今はそんな損な役を買って出る存在が懐かしい。事業報告に立って皆様に龍馬IN神戸事業で思いのままやらせていただく暴走をお許し下さいと謝ったものの、この会をかき回しているのは、実は俺でないのかとの反省もあります。
それこそあと10年後のわが県人会のオリジナルなありようを一度立ち止まって考えるのも一案。
そんな意味で、今回の正調よさこい踊り総踊りは意外な効果がありました。はじめは照れくさそうな様子であとをついていくだけの所作が、ラストの頃になりますと、てんでに手をふる足をふる。皆さんいい顔で踊りの輪に溶け込んで見えた。いつもなら決して踊りなどしなかった人が、鳴子を手渡されて渋々
輪におしこまれた様子が一変熱気さえ感じる盛り上がりとなりました。続いての「南国土佐」大合唱となった頃は、皆さんが主役となっておられました。かくあってこその県人会と、大きなヒントを頂いたことでした。