山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

丹波篠山・春日神社秋祭り

10月17日京都西京区沓掛の京都外大Gで京大にしてやられて、為すすべもなく敗れた、現役のそれでも何とか後に希望を繋ごうという気持ちだけは感じて、早々にグランドを後にした。
さて帰りはどうしょうかとしばし熟考。夕方6時30分頃には神戸西区の妹宅で娘の結婚相手のお披露目会があって、これに間に合えばいい。
そこで、前に亀岡にやって来たことを思い出し、372号で篠山に出て舞鶴道で帰ることにした。
亀岡の道の駅に立ち寄り、食事を摂る。亀岡牛とかすき焼き定食を頂いた。
その広報コーナーには鉾の絵が12面も掲げてある。そうか今や秋祭りの真っ最中でと気が付いた。
途中、瑠璃渓の案内板が目に入り、寄り道をする。
車中から見るだけにしたが、この美しい渓谷・温泉は一日ゆっくりと遊びにくる値打ちがありそう。
372号沿いは後ろに広がる畑から取れたての黒枝豆を売るテント店で連なっている。
だいたい1キロ700-800円の値札が下がっていた。
その中でも、10人あまりの爺さん婆さんがせっせと枝払いをしているひと際大きなテントを見つけて立ち寄った。これが正解で、鞘の中の豆粒の大きなこと。
丹波の実りは今真っ盛り。松茸を売るお店もあちらこちら。
何時も立ち寄る特産館ささやまに車をおいて街歩きだ。
春日神社の参道近くに行くと、なんと何台もの鉾山が町練りの最終行列に出くわした。
ここ篠山の秋祭りは万治4年(1661)年に始まり、今年は篠山城築城402年となる。
ちょうど目前を過ぎてゆく鉾山は「猩々山」とあり、上二階町の鉾山で貞享4年(1687)に寄進されたとか。お囃子の少年達の吹く横笛も様になっている。
最近出来た歩行者天国の北の端、お土産店昭和館まで大勢の人並。デカンショ祭りとは行かないがなかなかの賑わいだ。
焼き栗、栗饅頭、焼きサバ寿司、焼きサバ巻きと買い込んで、松茸ご飯と土瓶蒸しの看板に誘われて
篠山郷土料理「懐かい」に飛び込んだ。