山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

DEEP・中国マネーの行き先

本社をバージン諸島に置いた会社(シンガポールや上海の代理店に行けば会社設立キットが準備されていて、書類に社名を記入するだけで簡単に会社を造ることが出来る。費用は10万程度)名義で日本の土地を買う中国人が増えているらしい。会社所有にしておけば、転売するに当たり会社オーナーの名義を変えるだけで事は済む。
そんな行動の理由は一体何だろうと言う疑問に答えて、中国人のそこそこ財をなした人々は「不動産は貯蓄」と捉えているとその理由を明かす。
社会主義体制下の中国では、不動産所有認められてはいなくて、経済成長に伴い住宅の価格も高騰しているが、売買されているのはあくまでも期限付きの使用権です。その為生涯持ち続け、」なお相続出来る所有権を求めて、海外の不動産にマネーは動いて行くことになる。
その上今や日本の不動産は割安だし、土地を中国人が買う事に何の規制も有りません。今の内に子孫に残すことを考えれば、中国人にとって海外で買った不動産こそが真の財産となるわけだ。