山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

中国人向け不動産収益物件マーケット

22日三宮アパホテルで、我社の社員N君の古くからの友人である2人の中国人と中国人向け不動産収益物件についての意見を交換した。
今、北海道等で別荘として家・土地を買っているのは富裕層でもトップクラスで、その次のクラスの人々も日本での不動産取得に大いに興味を持っている。事実我々も良い物件があれば手に入れたいと思っているとの話。
この日本は世界でも珍しく、どんな国の人でも不動産を取得出来る不思議な国に平成10年の法改正からなりました。
日本の国に住んでいなくても、御国での資格証明出来れば登記出来、収益を手に出来る。
現金・ドルの持ち出しは大丈夫かと聞くと、地下バンクを通じていくらでもOKだと言う。
中国では、土地も建物も国有で、国民はその使用権を50年間借りているだけとか。
30歳で家を取得しても、50年後には契約期間満了で放り出される。勿論相続してもこの期間の延長は認められない。おまけに、今の体制が何時までも続くのかと云う疑問、そしてその為のリスクヘッジの上でも、日本にお家を持つておいて、なおかつ賃貸収益を上げられれば、これに越した事はありません。
おまけに、日本での収益を所得申告する必要もないらしい。・・ほんまですか。
その投資額は1000万ー4000万位が狙い目で、利回り・手取り5パーセント以上であればと、極控えめな数字を挙げる。
中国で、専ら縁故と、HPを通じて直接買い手を探すことはそう難しくないとも。
その上、出来ればマンションが良いと言う。
そうなれば、今賃貸中の良好マンションを買取、現状家賃で収益を挙げ、もし賃借人が出た場合にはリホーム売却すれば、より儲けられると提案すると膝を乗り出してグッドアイディアと声を揃える。
何やら、面白い方向が見えてきたような。