山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

台風の様子がおかしくないか

7月の台風としては大型で強い勢力を保った台風6号がノロノロ(時速15K・自転車並)と北上を続けている。
高知の桂浜には激しい波が打ち寄せ、横波の海岸道路も波を被っている。雨量も1000ミリを超えた。
安芸の海岸堤防が200メートルにわたり破壊された。奈半利港も避難準備に追われている。
午前0時、室戸岬東を北東の方向に進んでいる。
ところで、私の記憶経験から云えば、この位置の台風は殆どの場合そのまま北東に針路を取り、近畿を直撃し、かなりの強風と豪雨に耐えなければならなかった。
それが、今時点での予想では、これから右折して和歌山方面に向かう事になっている。
多分強い偏西風に乗ってのことらしいが、本当だろうか。
台風の夜、ガタピシする借家の一室に一家が集まり、停電の闇をローソク一本で凌いだ。ラジオも電池式等無く、全く情報が無かった。
戦後間もなく、子供心にキテイ台風(1949年)・ジエーン台風(1959年)に見舞われ、伊勢湾台風(1959年15号)・第二室戸台風(1961年18号)の恐ろしさを覚えている。
大震災に続いて巨大台風来襲とは泣き面に蜂もいいところ。被害が広がらないことを祈るのみ。
しかし、日本独立後、台風は背番号で呼ばれているんだが、どうも番号での呼び方に馴染めない。
屋上ビヤガーデンで台風の直撃を受ける中、必死で強風に吹き飛ばされそうな舞台をロープで縛りあげ、体に巻き付けて一夜を過ごしたのは13号だったか、18号だったか。ここは元に戻して日本女性名で呼んでみては如何か。とりあえず今回は弘子ちゃん台風とか。