山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

トホホな年末ーお正月

21日の午前6時半。お便所から弘子ちゃんがか細い声で叫ぶのを耳にして目が覚めた。
壁にもたれ込んでうずくまっている。お父さん目が回ると訴える。
ただ事ならず、とりあえずはベッドに寝かせて大西脳外に電話を入れる。
まずは救急車を呼んで、当院に搬送してくださいとのことだ。
我がマンション長屋のすぐ前は消防署魚住分署。ほどなく救急車が到着。早朝を憚ってサイレンは鳴らしていない。
その間も目が回る、吐き気がすると訴え、何度か空嘔を繰り返す。
これはもしかしてまで考えながら、発車した救急車を車でお追いかけた。大西脳外は明姫幹線・大久保約4キロ先だ。
救急外来に運び込みさっそくMRIの検査。診療室の外までえづく声が聞こえてくる。
土曜日の朝ということで、緊急入院となった。
やっと、安静にしておればめまいは起こらなくなっている。
昼ころになって先生の見立てが告げられた。回転性めまいとの診断だ。
検査結果、心配していた脳と頚動脈には異常は見られないとのことで、一安心。
めまいと嘔吐止めを処方しての点滴が始まった。
その日から24日のクリスマスイブまで、ほぼつきっきり。本当にトホホな年末・正月の予感。