山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

天職を語る

明石駅前再開発ビルCG発表

神戸新聞明石版に駅前再開発ビルCGが発表になっていた。(9月21日付) 昭和23年頃から昔の追手町、今の大明石町1丁目の映画館街で育った私は、この町の栄枯盛衰の目撃証人の一人だ。戦後娯楽のない庶民が押し掛けたのが映画であり実演・ストリップショーで…

この停滞感は何だ

恥ずかしながら初孫を抱いた歳が不動産業独立元年。やっと9年なんとか凌いできた。 その孫も小学3年生。もう一人前男同士の話が出来る。 この通算して20年の不動産仲介業活動の中で、近頃の停滞は初めての経験といえる。 最初のまったくがむしゃらな営業に…

明石駅南再開発地域進展の記事踊る

神戸新聞明石版に明石駅南再開発地域が拡大されて、旧ダイエーがあった3つのビル全部が入ることになったと大書報告されている。 このあたりは、戦後映画館街として発展。確か西から松竹・山陽座(のち東宝)・東映・白鳥座(洋画)と並び、駅前の日活をいれ…

高砂ぶらぶら

常々、不動産仲介が天職と申し上げている根拠の一つに、物件が呼んでいるという実感が有ります。 なにしろ、車を運転中も沿道の何やら淋しげな佇まいの土地・建物を見かけると、その土地・建物が十分活用されているかどうか、一瞬に判定できると思っている…

世情騒然・経済災害の様相

大企業の派遣社員切りが続々報じられる。天下のトヨタは何十兆円かの内部保留を有しながらこの仕業。 歴史上、関ヶ原で西軍の大将として敗戦の責めを負った毛利は三分の一にまで縮小した領地に家臣の殆どが流れ込み、それまでの知行を削りに削って、歯を食い…

天職・企業立地

今日本業の不動産仲介でこの4ヶ月かかりっきりになっていた案件の山を越した。商大の後輩I君(G39)との初の共同仲介であります。ことの経緯は企業秘密で、多くは語れないけれど、もともと銀行マンのI君にとっては、買い客への気の使いようは尋常にあ…

不動産経済原論①不動産仲介業との遭遇

明石駅前で「てんぷらマルイチ」を開店したのが、昭和44年(1969年)。飲食業のほうは、平成11年に、ついに『さんよう喫茶』を閉めざるをえなくなるまでの30年間。自己責任といえば聞こえがいいが、無我夢中・ある意味やりたい放題させていただい…