山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

高知県人近畿連合会第37回総会・提案却下さる

SANY0177A.jpgCIMG0506A.JPG一昨日の関東高知県人大懇親会に引き続いて、きょうは神戸ポートピアホテル大輪田のホールで近畿連合会の総会です。現鈴木会長御勇退と同時に、在阪の県人会の高齢化・会員減少・後継者不足の実情が噴出して、この総会後2年の猶予をもって近畿連合会のありかたそのものから検討しなおそうとの決定があった。もしかしたら当分、もしくは二度とこの形式の総会が開かれないかも知れない。そんな感慨が沸くのも、今回で6年ごと当番県人会4度目となる近畿連合会総会の過去の苦労を思い出した故だ。
一度目はポートアイランドのフェリー発着ホールで600余名を招いての総会。出し物にブラジル・サンバとよさこいをコラボして自らサンバ音楽隊のリードを務め、中内知事の傍らに本場カーニバルの本物のサンバダンサーを多数出現させ、そのハプニングに知事も大変驚かれたという逸話を残した。
2度目は国際展示場で最大規模の総会だったが、商売の不調で本番不参加。目玉の出し物に、神戸消防音楽隊を招聘してこれも好評を博す。3度目はこのポートピアホテルのオーナーが神戸商大の先輩にあたり、ダイエー中内功氏の御令弟・中内力とあって無理を通していただいて、おまけに出し物は弟・啓三が所属する関西学院軽音OBバンドを招いてのFULLBAND演奏。ステージ前にダンスフロアーも設えて、SHALL WE DANCE。これもそれなりの成果を収める。考えれば当番県人会をいいことにやりたい放題。で今回は神戸中華街の獅子舞・獅誠館をお招きしての連獅子舞となった。これには安岡司信氏にお願いして万端整えて頂いた。
 さて総会は、セレモニーとしての総会次第が一時間以上という従来のこの会の様式を一部たりとも変えることなく構成・進行された。会長の御時世の嘆きを盛り込んだご挨拶に引き続いての知事様の県況報告も、東京でのご挨拶とは調子が違って何事も全国46番という苦しい実情の訴えが主となるお話になっちゃった。実際景気が悪いんだ。
 この退屈なセレモニーの対策として、従前から、市町村首長様ご紹介の折、せめて同じ出身地の出席者の御起立を願ってはどうかという提案をしておりましたが、今回も受け入れられず、確信犯的に、今日の司会者小崎くに子さんに直接お願いしたところが、県の総会担当に相談・通報されちゃった。いまだ名前が覚えられない新任の次長が飛んできて、前例もないし、それをすれば会場がざわつくから却下との申し渡し。ちょっとした司会者レベルでの演出のつもりが、厳しい壁の出来となった。図らずも官僚の言いなりになっている日本の実情を見せられることになった訳だ。敵は案外手ごわいかたくなさ。間際に見せたあの冷たさは、おまんらおだてて使ってやっているんだとの本音を見せたに変わらんぞ。この余裕のなさと、県に丸投げが今回の行き詰まりの一因。検討委員会といいながら県主導となれば、結果は火を見るより明らか。ろくなことにはなりません。
ただ慰めは今回の連獅子舞が大好評であったこと。このことを慰めに、連合会とは当分GOODBYE。

PS・・・そんな高齢者集会の真ん中に降り立った天使が一人。生粋の土佐っ子で、そのへんのハチキンは及びもつかない清純気品を漂わせる彼女は、仁淀川町池川の特設お茶試飲コーナーをお手伝い。お名前も所属も聞き出したが、ここには書かない。写真以上の雰囲気あり。思わずお茶のお代わりに通いすぎました。