それは今までにない奇妙な光景だった。試合開始の整列をする精華大のメンバーをいくら数えても8人だ。
規約によれば、選手8人で試合は成立するんだけれど、こんな光景はお目にかかったことがない。
そうするうちに一人がやっと駆けつけてきた。試合がはじまってからもう一人。結局11人対10人ということに。
はなから気勢をそがれる格好、あるいは人数の優位に気をぬいたのか、先制点は精華大に入った。
そこでやっと目がさめたのか、動きが活発になって、前半なんとか2得点の結果に終わる。
後半は、前半とは見違えて万遍なく得点を重ね6点。8-1で勝利する。
気がついたことを述べれば、17番が多少空回りか。彼がプレーに精度を増せば俄然得点力があがるはずだ。
それと6番の動きがよかったんでは。こうゆう選手は好きだなあ。それとチャージに工夫がない。思わず手を使ったんでは不要のイエローを貰うことになる。
応援には木下健名誉会長が駆けつけられ試合の感想を述べられた。的場会長からは、アウエーの6月3試合を迎え、上位チームばかりの対戦となることの留意点の指摘と激励がありました。
チーム状態は怪我人もボチボチ戻ってきているとか、なんとか体制を整えて3試合を乗り切って欲しいものだ。
前期最終戦ホームの兵庫大戦までしばし観戦応援にはいけないけれど、祈る健闘。