山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

初孫・還暦

 平成13年5月、待望の初孫を授かった。長男の嫁の実家が堺で、その近くの産婦人科での出産だった。
東京の長男より先に孫の顔をみることになった。3000gほどの男児だ。
その後、産後をゆっくり実家で過ごし、お宮参りは我々夫婦が式を挙げた明石・柿本神社・人丸山で済ませ東京へと帰っていった。
この年の11月22日は私の60歳の誕生日。還暦を迎えた。
並みの親父なら、ここで会社も定年とかでまずは一休みとなるところだが、やくざな渡世を過ごしてきた私はそうはいかない。人生再生の最中。心中孫に恥ずかしくない爺になろうと決意する。
三兄弟が相談して、伊豆・松崎の温泉旅館で誕生日に還暦祝いを計画・招待してくれた。
朝7:21魚住出発。jひかり112号新大阪で新横浜11:59着。一同集合して沼津経由恋人岬・松崎へと向かった。
実は、この旅行から、時系列を克明に記録始めていて、今日現在まで継続している。
宿での祝宴で、ざっと60年を振り返り、皆に苦労を掛けていることを謝し、これからも頑張ると誓ったとき、長男が孫ちゃんを肩車させてくれました。
生まれてちょうど6ヶ月、思いがけず重くなった感触を喜びながら、さあ0歳と60歳の競争だとつぶやいておりました。
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