山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

YouTubeな夜

 音楽は良い。忙しさにかまけて、ゆっくり音楽、それも誠に限られたお気に入りのナンバーを聞く暇もなかったこの3ヶ月。やっと仕事も完遂間じかとなって、季節も秋風を感じる夜。そぞろ、ヘッドフォーンを取り出してPCのお気に入りYouTubeを開けてみる。
皆さんもご存じのように、洋楽フアンにはたまらないMUSIC映像の宝庫・YouTube
なにせ、愛唱のスタンダードナンバーをいろんな歌手・プレーヤーで聞くことができる。
何百万とヒットがある有名ナンバーを聞くのも良し、1000回にも満たないヒットの歌手のものに、案外掘り出し物が隠れていたりする。
今夜も MY FUNNY VALENTINE で引っかかっちゃった。
もともとが、ラッパ吹きであることから、やはりINSTRUMENT中心に聞いてしまう。
まずは、Miles Davis のお馴染み、定番を。 すると Arturu Sandoval のVOCAL と トランペット。
となれば、Chet BakerのVOCAL付も聞き逃せない。
女性歌手ではEllaとCHAKA Khanの歌は全くの両極に聞こえる。
案外、Dinah Shore の方が私には聞きやすい。
Sarah Vaughn をお忘れか。・・・次から次えと止まることを知らない。
やっとのこと、次の曲 So in Love に移った最初、LARA FABIAN に突き当たる。
コールポーターのミュウジカル「キス ミー ケート」の挿入歌で、まあ片思いの歌なんだろうが、キス ミー ケート そのものが、シェクスピアの喜劇「じゃじゃ馬馴らし」をベースに現在の2組の恋模様を絡ませたややこしい設定で、So in Love の曲ほどに、すんなりと頭に納まらない。
かの日曜映画劇場のテーマ曲として20年は聞かされた曲。とくに高校生じぶんには、とても切なく聞こえたものでしたね。・・・今夜はひさしぶりのYouTubeで夜更かしだ。