山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

アンパンマン神戸に降臨・神戸こども初期急病センター竣工

今回の11日間に渡る日本不在中、本業の他にも気がかりが2件。
そのうちの1件が神戸・HATに7日竣工を迎える神戸こども初期急病センター入口壁面を飾るアンパンマン50号の除幕贈呈のことだった。
公文康相談役が神戸市小児科医師会長の立場にあり、丁度80周年記念事業のアイデアを模索中の土陽会理事会で、神戸こども急病センターに子供達を力づける何かを寄贈すると云うのはどうだろう。
例えば郷里のやなせたかし画伯のアンパンマンを贈るとかとの発言から始まったこのアンパンマン事業。当初は何を何処へお願いして良いのやらから始まって、我が貧乏県人会の手に負えるのかとの心配もあり、諦めムードの中、元神戸新聞記者・小島哲常任理事(当時)が腕によりをかけて6月吉日柳瀬 崇画伯宛直訴状を認めた。
結果、一月後アンパンマンが神戸にやって来るとの快諾を頂いた。
勿論当会負担となる経費その他のための募金を開始するやら、神戸市との取りつけ工事から始まって寄付行為そのものの手続きに至るまで、アンパンマンフレーベル館担当者と神戸市担当者との連絡に間違いのないよう腐心の毎日。やっと取りつけ日程の最終打ち合わせが決まったのが出発3日前のこと。
後の事は山崎常任理事にお任せして飛び立ったが、帰ってみると早々に無事贈呈式終了の報告が届いていた。
誠に、瓢箪から駒、と思いきや、やなせ画伯よりのメッセージにこども達に対する想いの深さを知り我々はその思いを神戸の地を借りて実現したにかわらんと思い知る。
初めてアンパンマンの姿が現れた際、会場に歓迎のどよめきが起こったとか。
こののち、この病院はこども達にアンパンマン病院と末永く呼ばれることになるでしょう。
目出度し、目出度し。