山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

明石市長・「殿ご乱心」

先般からタコフェリー食言から始まってレッドソルジャー市民球団に対する異常な肩入れ、後援会有力会員への利益供与など新聞紙上に明石市長のスキャンダルめいた記事が多出。来年の市長改選を控えて内部部下からの造反とも思えるこのリークにより何らかの動きが有るように感じていた。一体明石市内部に何が起こっているんだと思っていた矢先の退陣声明。次期市長選には出馬せず、残された任期を粛々と勤めたいとのことだ。
一方、次期改選にあたり他に市長に立候補すると云った噂も聞いていない。
市長としての実績は、明石歩道橋事件・明石海岸陥没事件と明石市を襲ったトラブル解決以外に見るべき物が無いのは確かだ。タコフェリーについてももっと大所高所から国土軸の必要不可欠な航路としてもっと事態の重要性を訴え、世論を喚起するように勤めていれば、きっと評価は揚がり、市長自身も仕事に手ごたえを感じることが出来たろうに。
多分、此処には書けないが、市長自身に大きな迷いが生じたのだろう。明石百年の計を立てるべき瀬戸際に来て、その事業の大きさに憶したか。あるいは、身を捨てることで、次期市長にその大計実現のための議会状況の流れを引き継げるべく計ったか。どちらにせよ、殿ご乱心と笑って済まされる事では無くなって来た。
この際、俺が市長に出ようかと呟くと、出るのは別れてからにしてと弘子ちゃんに一喝された。
ああ、その手もあったか。