山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

仲介関連2件決着と効果②


工場隣接の調整区域16000坪をまるで引っさらうように、価格以外の売却条件丸呑みで決済に至った川重西神戸工場は、前回の10000坪の取引から3-4年。その間何の動きも見せなかった川重に何が起こっていたのか、この新聞記事で氷解した。
突如、買い取り交渉があって、この建物が建たない土地の使用目的が分からないまま、合点が行かないでいたが、発表の内容からして、西神戸工場の事業規模を一挙に倍増するほどの新規事業展開の場所に組み込まれることとなった16000坪は、旧地主が営々と買い集めてきた苦労を、横からひったくったような後味の悪さを感じている。
もちろん、これ程の事業前提の土地買い取りが分かっておれば、今回の売値の倍は行けたんではないのかと言う後味。