山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

龍馬さんの戒名・維新院海雄興龍居士

週刊ポストに自分で付ける「幸せの戒名」(現代「死に方」考)という記事を見つけた。先般から神戸新聞に載った写真がカッコいいとばかりに遺影はこれで決まりらしいが、そうとなればやはり戒名も考えておかなければと気が付いた。
このお盆の施餓鬼の際も院で100万とか言って脅かされてたところ。戒名一つでもこの騒ぎ、おちおち死んではおられない。
と言うわけで、目を通した記事曰く、戒名は自分で付けるべし。それも静かなブームとなっているらしい。即ち、自分の事は自分が最も分かっているはずだから、日ごろ付き合いの薄い坊さんに頼むより、自分で付けた方が余程まとも。
また寺の坊さんも戒名はこれでと言われれば、いやでも受け取ってくれるはず。そのうえ戒名代も寸志で済むはずだ。
ただ、戒名を付けるうえでの約束事は少々有って、院号道号・戒名・位号の順を弁え、NG漢字・三選三徐の法則を勉強すれば事足りそう。

その記事の余話として、坂本龍馬の戒名を考えてみようとあった。
龍馬さんは神道にて祀られているいることから戒名はあり得ないのだが、敢えて実例として考えようというわけだ。
曰く、「馬」は動物なので戒名には使えない。そのため俗名からは「龍」を取る。数々の事業を興したことから「興」の字を取って戒名は「興龍」、道号は雄々しく生きた龍馬が愛した「海」を実字として用い「海雄」とする。
院号には彼の業績ともいえる明治維新主導でもって「維新院海雄興龍居士」。それらしい戒名・文字面ではありませんか。

ところで私の戒名はもう少し時間を頂いて考えることにいたします。