本業の不動産仲介上知り合って、永年お付き合いしながら、実績はゼロ。しかし気が合って常に連絡を取っていたが、そのＮ君が商売替えをしてからこの3年はご無沙汰だった。
大蔵台ＩＣ近くの準工4000坪が出て、思い当たる買い客先の窓口をかってN君にお願いしたことが有ったのを思い出し、久々に神戸・元町に呼び出した。
確か福祉関連の仕事と聞いたが、医療関係・それも透析と聞いてビックリ。おまけにその業界の裏話から、これからの透析施設の展開計画を聞きだし、これは商売になると確信する。
真面目に医療に勤めながらも大赤字を扱いている大病院とこれほど違った話を聞いてはこの透析業界に無関心ではいられなくなる。なにせ借地展開で、上物設備投資一式を8年で回収してしまう。
勿論本業の案件持ち込みも頼んだが、初めて聞くＮ君の半生記に、その要領の良さと、幸運としか言えない人との巡り合せに、何か持っている人物と見直した。
あとは、その幸運のお相伴にあずかりたく、焼き鳥屋を後にしてサイエンスバー・バサラとかに繰り出す。
これがまた変わった飲み屋で、マスターは元九大農業学部助教授で、お姉さまは白衣をまとったキャバクラ嬢。メニユーは科学講義かカラオケ。この発想の面白さが受けて、店内にとなりの人間国宝のシールを発見。八光が飛び込み取材。
