山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

姫路・広畑・太閤寿し

さて姫路・広畑・太閤寿しに通うようになったのは何時ごろかな。昨日も久しぶりに姫路にての商用の後、弘子ちゃんとお邪魔した。
この店を知るきっかけは、もちろんインターネット検索。ネギトロ巻が美味で安いとの記事だったか。
お店はもう開業40年とかで、それなりの佇まい。向かってカウンター右端にパソコンのモニターが鎮座。若大将・衛藤兄が仕事の合間に、お店のHPやらFACEBOOKを操っている。
以前大学を卒業して、なんとかもぐりこんだ(㈱)入江商店の広畑出張所に配属されたのが昭和43年だったっけ。
何しろ天下の富士製鉄広畑製鉄所御用達の商社で、からの割にはデッカイ取引を抱えていた。
親父さんに、そのころこのお店は有ったかなあと質問すると、どうやら私が広畑から千葉・君津へ転勤になった直後に開店したとのこと。
入江商店の皆様には散々ご贔屓に預かったと共通の知人名を挙げられる。・・・しばし絶句して、それなら私も贔屓の一員にとお願いした。
ところで、太閤寿しとはどういうわけかと尋ねると親父さんんが秀吉が好きで、すし屋で天下を取るつもりでの命名とのたまう。
この広畑、英賀保辺りは一向宗門徒の本拠ともいえるところで、英賀御堂があり、秀吉三木攻めの前後には、毛利との連携を発つため、宗徒殲滅の悪行を繰り広げたところ。よくぞ悪名高い秀吉・太閤と付けたものよと感心。
ところが、親父さん曰く、そんなことを知ったのは開店後かなり後のことでしたとポソリ。
まあ、このネタの良さ、仕事の確かさ、お値段のれーぞナブルを知れば、足を運ばざるを得なくなる。一度は訪ねて下さいね。