山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

久しぶりの舞台からの眺め

28日明石のライブハウスポチで弟・啓三とヒーハ―高木の企画により結成されたDDO(DreamingDancing Orchestra)の旗揚げコンサートが開かれた。
このバンドのコンセプトは懐かしいダンスバンドの再興となお新しいサウンドを追及すると言う事。
趣旨そのものは大いに賛成だが、ついでに兄貴ももう一度ボーンを吹きなよとの注文付き。
実際相当迷った末、チョイト口慣らしをしてみるに、恥ずかしい話が、ポリ・タフグリップのお世話になれば瞬間芸だが音が出ることを確認した。となれば問題はJAZZフレーズに付いていけるかどうかと云う事になる。これだけは自分での判断は通用しない、となれば24日の練習に初参加して多分OUTの判定を貰えば啓三も気が済むはずとストーリーを組み立てる。
今回好運にも我々明石高校音楽部OBにとって幻のJAZZPIANIST・進藤悟郎氏を招聘し、SAX陣・PET陣に最高のメンバーの参加を得られたことだ。
鳴って何ぼのクレ―ジー広瀬と姫路キャッスルジャズバンドで売り出し中の植原盛樹の2PETの迫力に、高木・西谷・水島・栗田のブットイサウンドを醸し出すSAX。あとは小津野・和田のボーンセクションの邪魔にならないように振る舞えば良い事は分かっていても、とんでもないところで音を出したり、終わりに独り残音をかましたりして馬脚を現しかねない。それもこれもと考えるうちに練習は終わっちゃった。メンバーからはおまえはOUTとの声はどうやら揚がらなかったようで、初見に近い状況から、もう少し様子を見てくれるんだろう。おまけに、あろうことか司会・MCもやってくれとなった。
こうなれば、往年を思い出して言いたい放題のMCを繰り広げて少々の存在感を示すしかなくなった。・・・かくしてJAZZBANDでは1980年のトランペット・メルヘンのステージ以来32年ぶりに舞台から客席を眺める事となった。