山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

今日は収録日

 神戸市・垂水のアジトの主、H君から収録日決定の連絡をいただいたのが、この13日。
今日は提出済みの愛唱歌10の中からか、準備して頂いている曲を収録して頂けるとのこと、
改めて、勢いでのはずみでのこととはいえ、前立腺ガンの検査に行く時より緊張しています。
後刻、成り行きは詳しく報告いたします。

1時過ぎH君登場。早速選曲と思いきやまずはお茶からということに。
かの伊藤隆文師匠の噂話・昔話に腹を抱えて笑う。いくつになっても珍談奇談エピソードの尽きない師匠の復活を願う言葉まで飛び出した。
すでに提出の愛唱10曲とやらを、あらためて眺めるH君。
私に合った曲を選ぶ眼光や鋭い。
ポピュラーな曲、ただメロを追いかければよい曲は外される。
結局は、STARS FELL ON ALABAMA に決定。
実はこの曲が一番難しい。
KEYあわせからテンポを探り、バッキングの構想もその場で、まったくの即興だ。
2・3度さらっと曲を流し弾いてとたんにシンセサイザーで打ち込みを始める。その間約40分ばかりか。
たちまち出来上がったカラオケはシンフォニックバラードに仕上がっていた。
じゃあ、一度歌ってみましょうかの声がかかる。
ヘッドフォーンに流れる伴奏を聞きながら恐る恐る声を出してみる。意外とご機嫌に聞こえた。
まるでオーケストラをバックに歌っているような錯覚に陥る。音楽の空中遊泳といえる。
試しを2・3回繰り返し、すぐさま聞いてみると、我ながら歌になっていないことに気付かされる。
とくにこの曲は、歌うよりも語らなっちゃいけないんだ。と分かりつつもかっちりリズムを刻んでしまっている。
そのうえ声も年の割には枯れていなくて、纏まりのない浮つきが出ている。
とても人に聞かせられたもんではありません。
案の定、H君からの提案は、今日のカラオケを持ち帰って出来るだけ歌い込んでみてくださいとのこと。
しばし、猶予を頂くことになりました。
自分的には、もう2曲ほど収録してもらって、かってのGOOD TIME JAZZ CONCERTでのDARK EYES(オチチョニア)とLOUI MASTER PIECES と合わせてCDに出来ればと夢見ていたが、このままではかなり道のりは険しいものになりそう。
それにしても、H君の才能とは恐ろしいものです。
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