山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

土肥 隆顧問ご挨拶

ご挨拶

兵庫県立大学神戸
サッカー部顧問 土肥 隆

 今年1年間、あたたかいご支援をいただきありがとうございました。公式戦では、的場会長、岡本先輩、楠瀬先輩、津野先輩、遊上先輩をはじめ多くの皆様から毎試合叱咤激励をいただき、部員たちはOBの皆様とのつながりの強さとサッカー部の歴史を肌で感じています。
 4回生にとって最後の公式戦が11月13日に兵庫教育大学で行われ、近畿福祉大学を相手に6-1で勝利して今シーズンを終えました。その結果、今年度のリーグ戦は3部Cブロック通算4位という成績で終了しましたが、部員たちはこんなはずではなかったという思いでいっぱいだと感じました。2部から降格した神戸大学大阪市立大学の2チームを含む厳しいブロックになったとはいえ、逆にそのプレッシャーを楽しめればと思っていましたが、思うようにはいきませんでした。シーズン開幕戦では、神戸外国語大学を相手に14-0というこれ以上ないスタートを切ることができましたが、徐々に力を発揮してくる京都大学大阪市立大学神戸大学に対してことごとくやられてしまいました。試合が進むにつれ負傷者が増え、ポジションが定まらず開幕当初の得点力が減少したことと同時に、失点のほとんどがセットプレーからということがわかっていながら有効な対策をとれずに終わってしまったことがとても残念です。最終節の近畿福祉大学戦でもセットプレーから1点を失い、来年度に向け大きな課題が残りました。
 このような状況にありながら、キャプテンの西を中心に4回生の竹内、尾畑、岡田がチームを引っ張り、女子マネジャーの桂、金山が陰からチームを支えてくれました。特に、西、竹内がどのメンバーよりも多く走り、身体を投げ出してプレーする姿は、後輩たちに強烈な印象を植え付けたと思います。怪我で出場機会に恵まれなかった尾畑は、普段の練習でのコーチ役や戦術面で能力を発揮してくれました。また、岡田もチームのムードメーカーとなり、下級生とのコミュニケーションをスムーズにしてくれました。桂、金山の二人も最後の1年という特別の思いを胸に精一杯頑張ってくれました。卒業後もサッカー部での経験を生かして活躍して欲しいと思います。
 今シーズンは、前後期を通じて本学が試合会場になることが多く、運営には3回生女子マネジャーの新里、田邊が中心になって毎試合早朝から夕方まで頑張ってくれました。1年を通じて新里、田邊の二人はとても成長したと感じています。また、下級生たちも会場運営をいやがらず、当然のこととして準備、後かたづけをしてくれました。このような姿を見ることができ少し安心しています。
 2部昇格はかないませんでしたが、この悔しさを忘れることなく来年度に向けて進みたいと思います。これからもサッカー部を見守って頂きますようお願いします。