アーカイブ・つのしんの独り言から
4歳にして、大空襲を逃れて拾った命を、もう一度拾い直すことになろうとは。よくよく、運に恵まれた男に思えるが、常に「不幸中の幸い」としか言えない『運』に恵まれ続けた60余年といえる。 この6月27日、東京都杉並区第10小学校の屋上天窓から、小学6…
初年度、意外と売り上げがあがったのに気をよくした我々親子は、その後BG的屋商売に突っ走ることになる。 2年目ともなると、椅子・テーブルはサントリーさんが張り込んで新調してくださるし、さてアトラクションに何か目新しいものはないかと考えた。 思い…
ここんところ、BGの話が続きます。22年にわたる古い売上一覧表が出てきたり、いざ手術となって、自分の人生のターニングポイントは一体何で、何時ごろのことか確かめておきたい気持ちからであります。 BGも2年目になりますと、まずビール会社サントリー…
初ビアガーデンのバイト生達も少数で、毎日補給する材料も少なく地下飲食街のブラジル店頭で保管しておいて、開店間際にエレベーターで屋上へ運び込めば事足りていた。 しかし、梅雨も明けるころともなると、バイトは増え、材料の仕込み、特に串かつを多量に…
なにしろ、青天井で、パラソルが20本ぐらいはあるが、雨がふれば即休業。アルバイトに今日は店を開けるのか、休みにするのか、早めに伝えてやらなければ。 なんども、本日休業と決めた後、青空が広がって、お客さんからどうして休むんだよと叱られた。 こん…
そのころ、明石にもビアガーデンなるものは既にありました。明石デパートの屋上の鳥かごのような小規模のが一つと、ダイエーに負けじと出店していたフタギ(現在のジャスコ)のある錦江ビルの屋上に400席からの大箱が一つ。 このジャスコ屋上ビアガーデン…
予想どうり、屋上から眺める明石海峡・淡路島そして振り向けば、明石公園にそびえる錦江城の櫓。 これは眺めるだけにあがってきても値打ちがあります。その上、冷えたビールをジョッキでグッと一杯。 喫茶ブラジルの仮営業の後の新装開店、それも世間知らずの…
今日、2号線旧ダイエー辺りを車で通りかかると、100均フレッツが閉店撤退。いよいよ再開発の工事開始を感じた。 9月末で幼少よりお世話になった映画館の最後の一館も廃業。とくに我が人生のターニングポイントとなった、ダイエー・ジャスコBGも完全に…
我が遠祖の地である高知県梼原町・津野町一帯を指す津野山郷に始祖・津野経高が延喜13年(913年)に入国した。 伊予の国から三嶋神社を勧請して、守護神として祀られた時から代々の神官によって歌継ぎ、舞継がれてきたのが津野山神楽です。 一昨年大阪…
上記した3つのお題目。世の中の情勢を分析する上で金科玉条の如く崇められる社会リサーチツール。 菅政権への支持率の如き、うまうまとマスメディア誘導に従って、思うつぼの上がったり下がったり。 ところで、私自身この手の調査なるものに巡り合った試しが…
明石市文化財団・藤岡先生から思いがけない電話が入る。 文化団体・明石婦人サロン主宰の池田智恵子氏ご遺族より明石の文化に役立ててほしいと御寄贈を賜ったが、その人物紹介と業績紹介に、小生が2010.9.10-12に記した追悼文を引用しても宜しいかとの内容…
ブラジルの居酒屋商売を終えた後、お袋が用意してくれている寸胴の湯が十分沸いていることを確かめ、さんよう喫茶での夜泣きラーメンを開けて夜明けまで頑張る。 夜が白々明けるころ魚住に帰るという日常が当分続いた。平成3年10月7日スタートとメモしている…
今や本職となった不動産仲介でも当てはまることですが、どうも小さなことが苦手だ。 物事を大きく捉えその根本を突き止め流れを見極める。そうした動きがかなうようなとき、我が能力はその力を発揮出来てきたように思う。 BGといい鍋ガーデンと言い、ジャス…
五島列島の海鮮を堪能したからには、片岡師匠の話にある戦後日本のJAZZの揺籃の地であった佐世保のJAZZ事情が気になるところ。 先ほど駅の観光案内書で頂いたJAZZSPOTマップを改めて覗いてみる。 あいにく火曜日のライブはどこにもなかった。そのうえ米兵の…
PS 先日もお邪魔した「ひろめ市場」。その名前の謂われがどこから来ているのか、なにしろ明石生まれの俄か土佐っ子には分かりかねて、4・5年前には姫路のダイエー後にこの「ひろめ市場」がオープンした際にも早速出かけてお店の人に名前の由来を聞いてはみ…
『13日の夜は、夜須駅・ヤシーパークに立ち寄り、翌日お昼用のアワビ飯を注文して、ホテル「海辺の果樹圓」に一泊。名前からして中々の訴えがあリ期待を込めてチェックインする。 だって高知ではその名を知らぬものはない名菓子店・浜幸の直営だというではあ…
三男が仕事で高知行き。昨日今日と過ごすとの連絡。仕事の合間に帯屋町を散策したらしく、えらい淋しい町やなとの電話が入る。がっかり名所はりまや橋の近くをうろうろ。彼にはほぼ30年前にはりまや橋の前で撮った写真を見せたところで覚えている筈がありま…
堺の県人会総会にお邪魔して、思いがけなく頂いた高知行きのフェリー往復乗船招待券を有りがたく利用して平成13年9月13日(土)夜、大阪南港へ。 目的は、今ではたった一人の生き残りとなった親父の兄妹の一番末っ子で、九番目の叔母を誘って「黒潮本陣」で…
高知から文旦が届いた。須崎の従兄妹と高知の叔母からだ。さっそく親父にお供えしお礼の電話を入れた。 すると叔母はこの4月で95歳になるが、文旦を贈れるのも今年限りよと気の弱いことを言いゆう。 今朝、三男からメールがあり、今日明日とイベントの仕事で…
今になって、この66年を振り返ってみると、時には穏やかな表情をみせるかと思うと、まるでJETコースターに乗せられて、しがみついているだけで精一杯の奔流に姿を変える一筋の流れ(人生の表層)ながら、その底辺には通奏低音の如く、響き続けている、さまざま…
土陽会事務局長・島本和幸氏から、3月31日、再手術のため神戸中央市民病院に入院が決まったとの連絡あり。となれば、第5回龍馬IN神戸の雑用からなにから、ひとりでやらねばならないことにとなりにけり。 氏の無事を祈りつつも、30日3時ころから、神戸ポートタワー…