山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

輪島朝市

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 輪島と言えば朝市、朝市と言えば輪島。ある旅雑誌の記事を見て予約を入れた「八汐」は、かなり期待を裏切った。鯛の活造り風と鯛シャブと鯛づくしで、明石の我々には余り嬉しくは無い。むしろ地魚の活きの良いのが御馳走なのに。その不服分は、窓外の日本海の眺めと、日の出の見事さで辛抱しようか。
8時には始まると言う朝市を目指して早めにチェックアウト。港の一角、朝市専用駐車場に車を置けば、そこは朝市通りの入り口だ。
月曜日とあってまだ観光客の姿はまばら。そう朝市は完全に観光化していて、地元の買い物客の姿は見かけなかった。
朝市が開かれている通りのお店は永年の朝市の恩恵で、立派な店構えが並ぶ。一方、屋台・出店を開くおバアさんや女性店主は、昔と変わらぬ佇まいで、思わず声を掛けたくなるような姿で商いに励んでいる。
中には、永年屋台で儲けて元銀行の跡ビルを買い取り、食事所とお土産・観光案内所としているやり手の売り子さんもいる。もちろんいまだに屋台を出し続けているんだとか。
教えられた51番に行ってみたが、活地魚・一夜干しなど輪島らしい品ぞろえで、これは商売が上手と感服。
思わず、のどグロの一塩を買ってしまった。
勿論輪島塗のお店の多い事。それぞれが工夫を凝らしての客集め。
値段も塗物に関しては朝市内での競争からか、ホテルの価格の半額で同じものが店頭に並んでいた。
昼食を取った割烹・名月の親父さんに、今度泊るとしたらどこが良いかと尋ねると、ルート・インに泊って夜はうちでお料理を食べるのが一番と返事が返って来た。
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