山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

不動産仲介の本懐

この4・5日ある案件での思いがけない展開に思い悩んでいる。
ある事業案件で最終の決定時に完全に置き去りにされていることに気づくのが遅かった。
幸いにも、無事最初の切所を無事越えた結果なのだが、常に顧客の安全と物事の進捗の裏取りを心がけている立場として、発言が辛口になることを嫌われたか、何か吹っ切れないものがある。
この数日をそのことのこれまでの経緯確認と、どこで潮目が変わったのかの検証を考え続けている。
50歳を超えて天職と言うべき不動産仲介にめぐり合い、無我夢中で走り続けてきた間、常に心がけたことは、我サイドの顧客の利益と、取引の安全でした。
自分だけ手早くお金を掴めば良しとする業界風潮の中で、むしろ権利を主張すること少なく、顧客の評価を待つことを心がけてきた。
しかし、今回の状況は看過し難く、何らかの行き違い・思い違いがあるのではないか。あるいは、ここで我立ち位置を確認して、今後のその案件の無事完遂のために私が必要なのか、邪魔なのか確かめなければならない。
相方の業者の所存を付きとめておかないと、我本懐たる顧客の利益と安全が守られないことになりかねない。