山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

サッカー命の日々・淡水サッカークラブ

サッカー命の日々⑮平成5年2部復帰に沸く

本学グランドでOB戦、その後大学生協ホールにて総会、現役全員参加の懇親会のスタイルは平成6年の総会から始まった。平成4年の総会で決議された、1000万基金計画は、各人10万円払い込めば年齢に関係なく、終身会費免除となる規約が定められ、また60歳以上…

サッカー命の日々⑭木下健終身名誉会長

手元に資料として有るのは、淡水サッカー創立35周年号(昭和40年・1965年)・1部復帰祈念特別号(昭和48年・1973年)・田中博先生追悼記念特集号(昭和51年・1976年3月)・創部50年記念特集号(昭和55年・1980年)の4冊子であり…

サッカー命の日々⑬グランド外での恩

勿論、先輩連にはひたすらグランドで可愛がって貰うばかりではありません。4回生時の監督学部8回生・芝田薫先輩は当時芦屋市役所福祉事業部に属しておられ、度々グランドに現れてご指導頂いた。氏は確か入学は学部6回のはずで、2部落ちが悔しくて、2年…

サッカー命の日々⑫気違いに刃物・Nに笛

良き先輩・同輩に恵まれてのサッカー暮らし。授業はサボっても、午後からの練習には必ず参加。帰宅部の学生が高丸の坂を下る頃、ボツボツ商大下でバスに乗り込む。着替えももどかしくグランドに飛び出す。この気持ちはラッパの練習時にも感じることから自らを体…

サッカー命の日々⑪クラマー小林・ソックス堀川

中・高とは音楽部。100M競争では、校内で2番。ただし、1番はブッチギリの10秒5-6で東京オリンピック男子400Mリレーの一番走者を務めた浅井浄君。実質素人1番と考えても良いんじゃないか。でも日ごろ運動をして鍛えているわけではないから、連日の練習でとう…

サッカー命の日々⑩神戸商大サッカーとの遭遇

昭和37年5月13日三大学(岡山・広島・本学)広大正門前 前列右端 いまさらながら、よりによって凄まじい実績と輝かしい伝統を背負った神戸商大サッカー部に入部さえしていなければ、このような命を削るまでの試練は待っていなかったことだけは確かです…

サッカー命の日々⑨サッカーシューズよさようなら

昭和40年(1965年)秋季リーグ第4戦の模様は、「サッカー命の日々②大阪・靭グランドの奇縁」に詳しくように、後半40分まで、鍛えに鍛えた執拗な守りの成果であったか、0-0で推移した。2部で全勝して、1部昇格を自明のごとく目標とし、事実目前にしている大…

サッカー命の日々⑧ラッチェル田中先生の願い

淡水サッカー会員名簿の戦前・高商時代を見ましても、高商1回安井会計事務所・安井喜三郎氏、2回東洋紡績社長・会長・相談役歴任の大谷一二氏(朝日新聞大スポーツ記者・大谷四郎氏令兄)、11回毎日新聞外信部長・ベトナム戦争報道で名を挙げた国際ジャーナリス…

サッカー命の日々⑦松本主将を悼む

この2部復帰を祝っての祝勝会が、神戸・元町の中華料亭で賑々しく催された。喜色満面の先輩連が居並ぶうち、とくに喜ばれたのが、田中ラッチェル部長。先生は経済地理が専門で、信奉されていたドイツのラッチェル博士の名を取って、ついた渾名が『ラッチェル』…

サッカー命の日々⑥快男児・河内の暴れん坊松本靖弘主将

同じ35周年記念号P74に私の一年上のキャップテンだった松本靖弘先輩が『こころのイレブン』と題して一文を寄せておられる。田中教授の退官を惜しむとともに、当時の現役の有様に触れ一回生の時の京都合宿でのハードトレーニングを振り返り、現役への励ましの言葉…

サッカー命の日々⑤三大学定期戦・広島大・岡山大

実は、このグランドでの椿事は我々だけの胸に秘めておくべきこと、部員以外の誰も知らぬことと思っていました。勿論我々とて練習ばかりしていたわけでなく、5月になると恒例の三大学定期戦(神商大・岡山大・広島大)があり、その年は岡山大開催で、日本で北…

サッカー命の日々④今ある危機・グランドでの対立

4回生レギュラーは私とセンターバックの長本省三君の2名。あとは3回生7名に2回生2名。4回生の入れ替え戦断固回避、後がない緊張感そのものと、3回生のまだのんびり気分が残っているものとが、同じグランドで練習すれば、当然意識の食い違いから、なにかにつけ…

サッカー命の日々③重い重い伝統を背負って

何故にかくもサッカーにのめりこんだのか、今考えるに自分だに解らない点がある。何故あれほど走れたのか、何故あそこまで勇敢にプレー出来たのか、3回生のリーグ終了後キャップテンを任されてからの丸1年。ある意味、鬼になっていたのかもしれない。2部…

サッカー命の日々②大阪・靱(うつぼ)グランドでの奇縁

昨日岡田ジャパンは無事タイを降した。3-0での快勝を収めた。オシムからバトンを引き継いでから、やっと第3次予選突破のメドがついた。まずは、一安心か。 ところで、件の大久保はションボリスタンドで観戦の姿が見受けられた。国見高校の大久保と平山と…

サッカー命の日々①EURO2008欧州選手権

昨夜は深夜から始まったサッカー・EURO2008欧州選手権一次リーグC組・地獄のC組の第2戦。 イタリアVSルーマニア、オランダVSフランスの2試合があり、42型プラズマTVにかじりつく。終わったころには「夜も白々と明けのころ」となっておりました。結果は…