山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

サッカー命の日々・淡水サッカークラブ

私的サッカー事情今昔

自分の体験として、まずサッカー今昔を語れる歳になったことに驚く。 齢68歳、今更ながら、サッカーのことになると人が変わると弘子ちゃんが言います。 今までの人生で心おどったことの1つがサッカーの練習に早く加わろうとするときの高ぶり、もう1つがブ…

ワールドカップ・アルゼンチンとパラグアイ

今3日午前3時30分ちょうどスペインVSパラグアイ戦がキックオフしたところ。 まだアルゼンチンがドイツに完敗した衝撃を引きずっている。 常に強者が勝とは限らないのがサッカーの面白さ。 それにしても4-0の完敗を喰らったアルゼンチンの茫然自失。全く…

泣くな俊輔

今日日本代表のPK場面を何度見たことだろう。 3番手駒野の番になってこれはヤバいと声を挙げていた。結果球は非情にもバーを叩いた。 岡田監督が最後は自分の勝という執念が足らなかったとコメントしていたが、このPKの人選にまで考え抜いていたかどう…

月こそかかれ吉田山・田中神社での瑞兆

京大グランドは左京区吉田山にある。我々年寄りには吉田山と言えば三高逍遥の歌「紅燃ゆる岡の花」を思い浮かべる。 紅燃ゆる岡の花。早緑匂う岸の色。都の花に嘯けば、月こそかかれ吉田山。 その吉田山の麓。ふり向けば五山の送り火で有名な大文字山(如意…

ワールドカップ直前予想・日本0-2の負け

どのTVも予想は日本の勝利となっている。それも2-1か1-0. 八尋ドンは1-1の引き分けを予想する数少ないお方。 イングランドは追い込まれる中、ゴール前シュートをテリーが頭から身を投げ出して防ごうとした。 引き分けでは予選リーグ敗退となる米…

ワールドカップオランダ戦直後

最大のミスは後半の選手入れ替え。 中村・岡崎・玉田を投入したが俊輔は中盤を風に吹かれてフラフラ。あれだけ機能していた松井に換えた意味不明。 玉田は一体なんの役割を命じられていたのか。これまた意味不明。 岡崎はたった一度回って来たゴールの好機…

ワールドカップ・オランダ戦直前

4年に一度のワールドカップ。サッカー人間としては徒や疎かに出来ないのは当然ながら、後何回ワールドカップを見られるか考えると、日本に拘わらず一戦一戦が大事に思われてTVに観入ってしまうのも仕方がない。 この時期、ドップリワールドカップ漬けも致し…

黙れ阿刀田寛

本田がゴールへパスを出すような丁寧さで日本を救った。 実際はカメルーンのチーム内紛による自爆なんだ。いかにエトーが凄くても独り芝居じゃあ点は入らない。 それとGK川島の好セーブ。3点は凌いだんじゃないかな。 これで一番ほっとしているのは勿論岡ち…

アルゼンチンのメッシ・県大のニッシ

朝一番に天候の確認。どうやら今日のピッチは雨仕様。 我らが関西学生サッカーリーグも3週間のお休みの後、本日再開。 兵庫県大は残り3試合の内、今日の追手門大が今期の伏兵で、京大・兵教大を撃破して勢いに乗っている。 今日こそはグランドに行き声を枯…

ワールドカップ開幕試合南ア:メキシコ1-1

いよいよワールドカップ開幕。今開幕試合の南アVSメキシコ戦が終わったところ。1-1の引き分け。 開始早々はメキシコの球回しに戸惑っていた南アも先制の1点を入れてからは堅さも取れて生き生き。 何せ1800Mの高地故かボールが浮き浮き。メキシコの…

ワールドカップか県大サッカーか

どうも落ち着かない。TVはワールドカップ開幕とかで提灯番組に、軟弱な評論がしたり顔で披露される。 もう日本代表関連は気にもならないが、世界の見たい選手に対戦カードは山ほどある。 そして、この大会で現れるであろう新スター選手は誰なのか。 一方…

日本代表対コートジュボアール戦寸前

前回のワールドカップ。確か開幕寸前のドイツ戦が最高潮であとは本番3連敗と奈落の底へと転がり落ちた。 チームの調子は一定ならず。本番の一番肝心な試合にシンクロ・同調させるのが監督の手腕。 どうも前回のイングランド戦の出来がピークのような気がし…

日本代表対イングランド戦寸前

今日は島原の旅館に居ます。かねてよりの海舟・龍馬が辿った豊後街道を訪ね、やっと島原までたどり着いたところ。 9時からのNHK中継を控えてやはり気になる試合の趨勢。 直前予想をイメージしていると0-3いや0-5という数字が浮かんでくる。 問題は入…

岡ちゃん三浦和良を帯同すべき

今日の日経に三浦和良がサッカー人というテーマで小文を書いている。 8年前、ワールドカップ最終メンバーから外されて北沢とともに帰国した際のカズの表情は忘れられないものがある。そのカズが今回のメンバーのうちGK川口が日本代表の主将を任されたことを…

岡ちゃんやめれ

日韓戦0-2敗退の予想がズバリと当たったからと言って嬉しい筈が無い。 思ったとうりの展開で、当たり負け、後ろ向き、小さな展開、ゴールの予感無し。 俊輔、遠藤、の賞味期限切れが明らかに。韓国パワーに粉砕される姿は惨め以外の何物でもなかった。 …

弾けろ本田圭佑

この3週間母校県大神戸のリーグ戦が中断で、それぞれのチームが怪我人の回復とチームコンセプトの修正それと前期あと3試合への陣営の引き締めを図ることになる。 我が県大も次の追手門戦が前期の命運を握る天王山だ。 今期、力を付けてきたのがこの追手門…

ワールドカップ・NHK提灯番組の憂鬱

今日は11時間ぶつ通しでBS・NHKが岡田ジャパン応援のチョウチン番組をやっています。 流石に海外での取材力は凄くて、我々の知らない情報をもたらしてくれる。 今もセルチック・中村俊輔の足跡を伝えている最中だ。 その前は、オランダ・フェンローでの本田…

巨星墜つ・大森実氏御逝去の報

25日外大グランドでの京都花園大戦で久しぶりにお会いした木下名誉会長より淡水サッカー部大OBであるジャーナリスト・大森実先輩の訃報を聞かされた。3月25日88歳とのこと。 大森実氏と言えば、国際ジャーナリストとして、毎日新聞在職中はベトナム反戦キャ…

やめれ岡田・途中でチャンネル換えちゃった

下馬評ではセルビアのメンバーが2軍程度で、日本の相手としては不満との予想が主流だった。 おまけに監督もベンチ入りせず、監督補佐が指揮を取る。なんと舐められたことよと内心腹を立てていた。 多分、客席を埋め尽くす満員のサポーターもそのつもりでの…

Wカップ・オーストラリア戦どころではありません

今日7時からW杯オーストラリア戦だと世間はあいも変わらずマスコミ・メディアの商魂に乗せられて騒いでいる。 大久保嘉人のバタバタ移籍の懲りないニュースから、阿刀田寛の持ってまわった美辞麗句で飾り立てられた解説まがいから、ついでにセルジオ越後さ…

H君に謝する

ここではあえてH君と記すが、淡水サッカーの皆様には固有名詞がすぐ思い浮かぶはず。 昨年暮れ淡水サッカー会長逝去を悼んで「やっとう会」が大阪・曽根崎にて開かれた際にも聞いていなかったH君の病気を知ることになったのは、彼の友人で山中温泉でお花見…

伝統の強み・関学ラグビーに続こう

今年で80年を迎える関西学院大学体育会ラグビー部が、51年ぶりに関西学生Aリーグで優勝とのニュースを聴いた。我が淡水サッカーと同じ永さの歴史を刻み、確か永い永い雌伏の年月を重ねたうえでのOB・現役一団となっての快挙。HPを見ると、来る12…

お初天神前・やっとう会

17日大阪は曽根崎のお初天神の前、坐・和民で淡水サッカー大阪の忘年会が開かれた。 私が前に会長をおおせつかってから、関西で夏の総会以外に宴会形式の集まりは初めてのこと。 さっそく淡水サッカーのHP・会員専用ページに現役への激励の言葉をUPした1…

幻の東京オリンピック・サッカー日本選抜候補の4名

今回の殿村氏訪問で頂いた古い資料の中に、学部2回・外島昭二郎氏が25-30年前に、兵庫のサッカー史編纂のため依頼された、淡水サッカーの歴史を「我がサッカー部」と題してまとめておられた文章コピーを頂戴した。その中に「戦前の黄金期」の項があって、…

朝日招待サッカーとは

淡水サッカーを語るとき、必ず登場するのが、朝日招待サッカー大会であり、第9回大会昭和26年1月13・14日開催の試合で商大が関東一位の早稲田大を3:2で破るという一大快挙の歴史的勝利であります。Jリーグが始まるまで、サッカーの花形は関東・関西学生リー…

淡水サッカークラブOB歴訪①殿村和祥G1回

タイトルどうり吾が人生のバックボーンの一つ、淡水サッカークラブ(神戸高商・神戸経専・神戸商大・兵庫県立大学神戸)が2010年に80周年を迎えるのにあたり、この2年を準備期間として、記念事業の一つとしてHPを仮開設したのに伴い、そのコンテンツの柱と…

サッカー命の日々⑲淡水サッカークラブ総会

7月12日、淡水サッカークラブ総会に出席。今回は超OBの皆さんを捕まえては、確認事項と質問に忙しい一日を過ごすことになった。まず驚いたのは、私が4回生の代で、監督をお願いした芝田薫先輩が亡くなっておられたこと。それもかなり前のこととか。あれ…

サッカー命の日々⑱球際が肝心

さても不思議なことに、たった4年の間走り回ったに過ぎない淡水サッカー倶楽部の総会ともなると、齢60余歳にして、未だいそいそと出かけて行く。これは一体なんなんだろうと考える。いまさら、球を蹴るわけでもなく、ましてや100メートルも走れないに違いな…

サッカー命の日々⑰80周年に向けて

平成9年の総会にて現吉田進会長にバトンタッチというより、タスキを放り投げてから、はや満12年を迎えようとしています。オムロンの執行役員であられた吉田会長は、東京勤務にも拘わらず、リーグ戦ともなると、春・秋とも週末京都本社に用事を作り、必ず観戦…

サッカー命の日々⑯名監督は名会長なり・吉田進

自営業の宿命は、景気の変動に左右されることでしょう。満5年間自分なりの原理原則を守って淡水サッカー会長を辛うじて務め、現行の総会形式も定着して来た頃。ちょうど平成7年の阪神大震災の復興景気も一段落をむかえると、明石駅前での我が生業も陰りを見…