山陽立地・つれづれDEEP

10年にわたって書き散らかした事々を、この際一か所にまとめた

JAZZ ME BLUES

MUSIC・梁山泊・愛唱ベスト10

懐かしさに突き動かされて、垂水のO君主催のMUSIC梁山泊を訪れたはいいが、勢いあまって愛唱歌の録音を是非やってみたらという話になってしまった。 10月1日にはこの4・5・6でどうですかとの連絡も入った。 ちょうど10月2日から10月10日までは…

片岡学氏戦後JAZZ事情

JAZZ事情といっても、この明石に限ってのことになるが、トランペットメルヘンの際4人のトランぺターが居並んでそれぞれが個性あふれる演奏を披露した。森・本木のブルーコーツ勢と神戸の片岡・伊藤の4氏は学年にして2-3年違いで、揃って有永正人先生の薫…

MUSIC・梁山泊・アジト

9月29日午後、神戸市垂水のとある民家を訪れた。 外見はかなりくたびれたどこにでもある様子ながら、中に入ってみるとグランドピアノはあるはプロユースの録音機材はあるは、さながらスタジオを民家のダイニングに無理やり押し込んだとんでもない光景を目に…

YouTubeな夜

音楽は良い。忙しさにかまけて、ゆっくり音楽、それも誠に限られたお気に入りのナンバーを聞く暇もなかったこの3ヶ月。やっと仕事も完遂間じかとなって、季節も秋風を感じる夜。そぞろ、ヘッドフォーンを取り出してPCのお気に入りYouTubeを開けて…

ヨモギ

献歌 『 ヨモギの歌 』 伊藤隆文 作詞作曲 (昭和53年ころ) (1)君の古里には海があるね (2) 真っ赤な花びらありません 僕の古里には 山があるの 甘い匂いも ありません その山の細い道 埃にまみれて その山の細い道 埃にまみれて ヨモギが三本生えて…

ものほん(本物)生は別物

RON CARTER を知らしめるキッカケはやはりSUNTORY のコマーシャル出演でしょう。私も同様、あの一連のコマーシャルに登場したRONは、それまでのベーシストのイメージを覆す新鮮なものでしたね。 いままでの地味なベースが俄然主役を演じ…

RON CARTER を独り占め

淡路島・サンセットビューホテル「けひの海」であのベーシスト・RON CARTER を聴いた。 有名老舗料亭・うめ丸の直営ホテル。どうやら二代目の手がける新しいコンセプトのホテルで開業一周年を記念しての道楽コンサートらしい。といっても神戸・チキ…

THAT 'S ALL JAZZ

フィナーレのステージはBLUE COATS・大器晩成会・明石メイト・伊藤隆文・片岡学・ボサリオと全員がステージに登場しての大合奏。JOINT STAGEとなりました。 舞台正面に4人のTRUNPETが居並び アニー・ローリー、ダニーボーイと明石高校…

演奏会当日

当日のプログラムにそれぞれのバンドのプロフィールがあります。その演奏曲目もそれぞれの実力に合った、お客様を喜ばせるに足る、良い選曲だと感心させられる。大器晩成会は片岡学氏の指導を得て、この当時売り出し、伸び盛りでありました。明石メイトも啓…

トランペットメルヘン

今の感覚で言うとトランペット・ぱらよい(酔っ払い)と言うところを、トランぺット・メルヘンと名付けたのは、あくまでも中・高生に夢を持たせるためでありました。現実はトランペット吹きといえば、出たがりで、酒すきで、ナオン(女性)好きで、おっちょ…

コンサート大動員計画

コンサートの出演団体及び演目骨子は早々と決定した。なにしろ片岡学氏が音楽ディレクターとあれば、最高の組み立て、方向性(演奏ジャンル)を打ち出してくれるに違いない。採算面は初めから度外視、といっても身の丈に合った範囲内でのことは勿論。PA関…

第6回GOOD TIME JAZZ FESTIVAL①きっかけ

今も古い出納帳といっても、もっぱらチケットの預け先と入金状況、それともろもろの経費の領収書の記録だけなんだけれど、手元に残っている資料を見直しながら、我ながらあの大コンサートを独りでやりおうせたもんだと自分ながら感嘆いたしております。 あれ…

第5回G・T・J・Cはテレビ特番

1978年6月3日の第13回全日本デキシーランドジャズFESTIVALに出演したころ、伊藤隆文は久米の仙人・ターヤンになっていたと10月13日の項で書きました。なにしろY子に夢中で気もそぞろ、40歳以上年下のジョノカ(彼女)が出来て、自身は…

華麗なるゲスト陣・GOOD TIME JAZZ CONCERT

第1回 ゲスト司会・安達晴彦 (メモリーズ オブ ユー)1975.4.23 第1回の司会者が安達治彦といとも簡単に書いておりますが、安達治彦氏は知る人ぞ知るJAZZ・ディスクジョッキーでSTANDARDを語らせると止まらなくなるという人気アナウ…

TV初出演・といってもサンテレビ

第9回全日本デキシーランドジャズFESTIVALでのルイ・マスターピースでのデビュが余程鮮烈だったせいか、この年(1974年昭和49年)も押し詰まった12月5日地元ローカルのサンTVで我々のJAZZパーティ風景が放映された。題名は忘れてしまっ…

明石デキシーランド・ジャズ協会設立

全日本デキシーランドフェステイバルに出演するのもいいが、自主公演も企画せねばならなくなった。ジャズ好きの常連のなかから、ハウス・ビッグ・バンドを結成しようとの動きが出てきた。たまたまお店に立ち寄ってそれ以来、演奏のある日には欠かさず顔を出…

TACO TACO JAZZ 2008

毎年この時期になると、明石で開かれるJAZZコンの知らせが耳に入り、内心は古傷を思い出すようでなるべくなら行かずに済ませたいのだが、啓三からのお誘いTELと弘子ちゃんが行かないとと用意をするもんだから、おずおずついていくこととなる。 最近、…

2枚のレコード・宝物

第10回と翌年の第10回二年連続して出演し、ヤンヤの喝采を頂いた頃が、我がボサリオ一座の絶頂であったのかな。他のバンドには見られないユニークな編成、クラッシックばりのハーモニックな高い音楽性、そして斬新な編曲・選曲。これらが伊藤隆文の大看…

神戸のJAZZ事情

この9回全日本DIXIELAND JAZZ FESTIVALにいたって実況録音のレコードがだされることとなった。我々は初回の参加にしてレコーデイングという幸運にも恵まれた。そのレコードの解説書を見るとなんと野口久光先生とある。JAZZの大権威であります。その野口先生曰くこ…

限りなき愛情

実は歌だけで舞台に上がったのは後にも先にもこの時限りだが、ターヤン・ナッカンのプロとニューオリンズ・ラスカルズの名トロンボーン福田氏、NHKのプロデュサー・クラの福家氏と関西TOPの実力者を揃えたアンバサダーと南里文雄師匠のステージで南里…

MUSIC INN BOSSA・RIO

クラブ用に設えたお店は駅前新納ビル2Fにあった。60人ぐらいの客席で、ステージらしきものも有って生演奏にはうってつけ。現在駅前広場の真南・DOCOMOのあるビルです。 もちろん最初は今までのクラブと思いこんでくる酔客と、明石で生演奏のJAZZ…

デキシーランドジャズ・伊藤隆文のこと②

明石の駅前を仕切って,殆どのビルを建てたのが親父が親分と仕えるGODFATHER永田政一親分。この親分が一言発すれば子分どもは、逆とんぶりになって言いつけを実行しなければトンデモナイことになる。1969年(昭和44年)3月に駅前交差点角に建…

JAZZPARTY②

末廣光夫氏は電話リクエスト時代から神戸のJAZZシーンをリードしてきた司会者を通り越してMUSIC PRODUCERというべき存在の御仁であります。その昔ボサリオ一座の2回のTV出演の司会、GOOD TIME JAZZ CONCERTの司会も2…

世にも不思議な光景・JAZZPARTY①

JAZZクラリネットの名手・北村英治師匠は相変わらず若々しいお顔でフアンに取り囲まれて談笑中。明石の市民会館の公演担当の広瀬君が無類のJAZZ好きで、私がやっていたMUSIC・INN ボサリオの常連の一人。その彼が職権を乱用して、北村英治を…

神戸JAZZSTREET2008前夜祭

神戸JAZZSTREET2008の前夜祭は今日3日午後7時から新神戸クラウンホテルでの開催だという。弟・啓三も行かないかなと思い、JAZZSTREETどうすると電話を入れた。私の説明が悪かったのか、会場が混んでいてまともに聴けないから行かないと即…

右近雅夫・幻のトランペット

3日午前新聞を読んでいると、右近雅夫「凱旋の音色神戸に」という記事が目にとまった。右近雅夫は1954年(昭和29年)12月2日、関西学院の学生バンド、KGハートウオーマーズを率いて一枚のレコードを録音した翌年9月一家をあげてブラジルへ移民…

THE PLATTERS 神戸国際会館公演1963.1.10

和38年(1963年)1月10日、神戸国際会館でのプラターズを弘子ちゃんと聴きに行った。思えばこれが弘子ちゃんとの初デートとなる。爾来実に45年のお付き合いが始まった訳だ。 2浪してやっと商大にもぐりこんだ報告に、音楽部顧問・有永正人先生を母校に訪ね…

友あり遠方より来るまた愉しからずや・カレーとピアノ

東京の有野憲英君から、「明日明石の玉子焼き食べへん」とのTELが入る。有野憲英ことアリチャンは前にもどこかで書いたように、伊藤隆文とボサリオ一座の初代ピアニストであります。 もともと彼は雪印乳業・神戸工場(神戸市西区伊川谷潤和)の工務課勤務…

LOUIS・ARMSTRONGとJACK・TEAGARDEN②

いくらルイのトランぺットに魅せられても、現実はあくまでトロンボーン吹きの我が身。やはりアイドルにすべきトロンボーン奏者を探すことしきり。キッドオリーのテ--ルゲートトロンボーンは何だかブラバンの延長のようで面白くないし、トミードーシーのよう…

LOUIS・ARMSTRONGとJACK・TEAGARDEN①

あまりレコードを買い揃えたりはしない私がこのジャケットの2枚は持っていました。左がジャック・ティーガーデン。右がルイ・アームストロング。発売は1970年とあります。 御代が2,000円。かなりイータカなり。 ルイについては、皆様先刻ご承知の通り、不出世…